日曜日は午前中が Unlocking the Lower Body、午後が  Rising Up and Purifying というテーマです。


まず初めに、チベット仏教のチャクラモデルの説明がありました。ヨガのモデルと違って、6つのチャクラという考え方です。


下から、足の裏、骨盤低、へそ、ハート、喉、頭頂の6つのチャクラとそれに関連する「苦痛」と「エンライトメント(解放)」の紹介がありました。たとえば、足の裏のチャクラは「怒り」というエネルギーに関連し、それに対しては「愛」が有効である、骨盤底のチャクラは「貪り」と「気前のよさ」に関連する・・・といった感じ。


こういった心のあり方は、自分の中でも次々に変わっていくものであること、チャクラモデルは自分のマインドやエネルギーの動きを意識するためのいわば”地図”としての役割があるとのお話。


そして、午前中のアーサナは、主にしたの3つのチャクラを活性化するヴィンヤサをで下半身を開き、午後は上の3つを活性化するヴィンヤサでエネルギーが登り、浄化作用をもたらすとのこと。


ヴィンヤサをする上でのシンディ先生のインストラクションは、解剖学的なポーズの注意点はもちろん、ほかにも色々なことを気づかせてくれます。


呼吸の波に乗ることの大切さ。


各々のポーズはただの一点にしかすぎず、その間の動きにもアウェアネス(気持ちを向けること)を保って、有機的に動くこと。


また物理的に胸を開いたり、股関節を開いたりすることでもたらされる、エネルギーの広がり、精神的な解放感。


そして何よりもシンディ先生のお人柄を感じさせるのが、ユーモアたっぷりで、遊び心を忘れず、間違えたりできないことがあっても大丈夫! と生徒に感じさせる大らかさ。


ついつい真面目になりすぎてしまう傾向のある私としては、大いに見習いたいところです。


金土日と一般向けのワークショップが終わり、OM YOGA のエッセンスに触れることができました。いよいよ翌日からは、ティーチャーズ・コースです。