9月19日(金)夜 から始まったシンディ・リーのW/S、今日は朝10時から午後5時まで、昼休みを挟んで、密度の濃いクラスでした。


午前はバランスポーズ中心のヴィンヤサで、午後はハートを開くというテーマでバックベンド中心のヴィンヤサでした。


日本でのW/Sを終えて、シンガポールに来られたので、日本でもエピソードも交えながら、バランスやバックベンドそれぞれのテーマに合わせた話も、ポーズで身体を動かすにあたって、それに相応しい心のありようを促してくれるものでした。


たとえば、手ぬぐいの話。美しい模様の布で、中には裏表に違う模様のものもある (って私は恥ずかしながら、知りませんでしたが)。それと同様に、サムサーラとニルヴァーナ(解脱)も表裏一体である。


この二つの動きのたえまない対話が、バランスである。


慣れ親しんだ古い習慣と新しく意識してえらぶ選択の間の対話。


ドゥッカとスカのあいだ。


Not too tight, not too loose.....



同じように、バランスのポーズも、揺らぎの中にあるもの。倒れたりバランスを失うことがあっても良のです。全てがたえまないダンスのように。


午後は、バックベンドでした。まずねじりの動きをたくさんして背中の筋肉をゆるめて、脚、とくに内腿をしっかり使うこと、脚の付け根にスペースを感じること、に注意して、首や腰もしっかり伸ばすような身体の使い方を実例をたくさん交えながら、やっていきます。解剖学に基づいた、かつ楽しく分かりやすいお話に、うなづくことが多々あります。


しかし、自分の筋力のなさ、身体の硬さに、とほほ・・・・となりながら、今は疲れた身体がお風呂と睡眠を欲しているのが、よ~くわかります。


というわけで、明日に備えて早寝します!