【自由時報】 98.04.30 痞子英雄ホームラン | 台湾発ドラマ|痞子英雄~Black & White~|prajnaworks

【自由時報】 98.04.30 痞子英雄ホームラン


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【記者陳慧貞/台北報道】

「仔仔」こと周渝民(ヴィック・チョウ)と趙又廷(マーク・チャオ)主演のドラマ「痞子英雄」が大ヒット。
インターネットでの人気も高く、高視聴率も記録し、ツァイ・ユエシュン監督は“映画版を撮影する”と話している。
映画版「痞子英雄」は、ドラマに出演したオリジナルキャストを起用し、今年秋にクランクインを予定。更にスケールを大きくし、スクリーンに登場する「痞子英雄」は、1億台湾ドルという制作費を、燃やすように簡単に使ってしまうだろう、とツァイ監督は言う。

撮影地・高雄は、マイアミのような観光スポットに
1話60分、全24話の「痞子英雄」は、撮影中に5つの台風と洪水に遭遇し、8か月かけてクランクアップしたツァイ監督の力作だ。
細かい部分までこだわりを持ち、手間をかけた分だけ作品の完成度は高く、撮影時の苦労はあったものの、それが実り台湾のメイン放送局・公共電視では、先週の平均視聴率が1.66%。2%に達したシーンもあり評価された。
お店に貼ってあったヴィックとマークのポスターが、貼った瞬間に盗まれたエピソードや、写真集も良く売れているとネット上では大きな話題になっている。
そして、ツァイ監督が撮影した高雄の映像が、マイアミのように感じられるところも視聴者を歓喜させた!
愛河、夢時代広場、MRT(地下鉄)など、高雄名所の数々が観光スポットになったのだ。
またドラマ「痞子英雄」の大ヒットによって、映画版の計画が進んでいった。

さらに壮絶な映画版、 海外撮影の計画もあり

ツァイ監督の話によると、以前から映画版「痞子英雄」の撮影計画はあったとのこと。ドラマのヒット効果で、計画よりも早く実現が叶ったという。実際に映画版の脚本第一弾は完成しており、スケールは更に壮大に。ドラマのハンバーガーショップ爆破シーンよりも、もっとすごい場面が登場する。ツァイ監督は「映画版の武器や殺傷シーンは、ドラマの4~5倍になる」と言っている。
そして制作費は1億台湾ドルを想定。ヴィックやマークらのオリジナルキャストの他、海外キャストや海外ロケの構想があるという。

オリジナルキャストによる撮影、ドラマからつながる感情面
ドラマ「痞子英雄」の続編とも言える映画版では、4人の主役ヴィック、マーク、陳意涵(アイビー・チェン)、張鈞甯(チャン・チュンニン)の感情がつながっていく。
4人の感情こそが「痞子英雄」の柱で、「アクションや爆破シーンは、メイドイン台湾の映像もハリウッドに対抗できる、という単なる証拠にすぎない」と断言するツァイ監督。
映画版の撮影のために、ヴィックもマークもスケジュールを空けて待機中。壮絶で驚きにあふれた物語を再び演じるために、準備を始めている。

ラブラブ! ブログ管理人より:映画版制作という知らせに、興奮し期待でいっぱいです! みんなで一生懸命応援していきましょう~

参考資料:http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/apr/30/today-show10.htm