1回3万円位、月額7万円位で、様々なメディアにリリースを配信してくれるものです。
かなり名の知れた大手企業もその様なサービスを活用している企業が見られます。
私からすると大変な驚きです!
その驚きの理由を説明させて頂く前に、
リリース配信サービスのメリットを考えてみましょう。
<リリース配信サービスのメリット>
・お手軽で安い
・リリースの原文掲載の保証がある
では、リリース配信サービスを使わない場合は、どうするかを簡単にご説明いたします。
1.リリース内容に合ったメディアを調べリストアップする
2.メディアに連絡して担当者を教えてもらう
3.その人宛てにリリースを届ける(メール、郵送、FAX、直接会う)
確かに世の中にあるメディアを全部見つけられそうもないし、
手間もかかるし、時間もかかるので、大変な作業になります。
しかし、基本的にPR会社は、リリース配信サービスを使いません。
それは、PRのなので、記事露出の最大化を追求しているからです。
特に、リリースをメディアの担当者に届ける方法にこだわっています。
それは、担当者にお会いして、直接届けるダイレクトコミュニケーション、
つまり、“顔を合わせた”コミュニケーションを重視しています。
<顔を合わせたコミュニケーションのメリット>
・記者と仲良くなりやすい 親密度➚
・その場で、質問が受けられる レスポンス➚
・情報の信頼性が高くなる 信憑性➚
・確実に情報伝達できる 確実性➚
・記者の感触が得られる 反省できる
<リリース配信サービスのデメリット>
・抜けているメディアがある可能性がある
例)記者クラブの所属記者、各テレビ番組、地方支局の記者など
・担当者まで特定できていない可能性がある
・顔を合わせたコミュニケーションが無い
・お手軽であるあまり、ニュース性の無いリリースが混ざっており、
それらと同類扱いされる恐れがある
某ウェブニュースメディアの方に聞くと、一日に3千通ものリリースがメールで届くそうです
某全国紙の記者は、一日に数百届くとも言っていました。
<まとめ>
あなたに結婚式の招待状が届きました。
①直接持ってきた人
②電話をかけてきた人
③何も連絡なく送ってきた人
がいます。
質問:「あなたは、出席しますか?」
リリース配信サービスは、確かにお手軽に安くリリース配信が可能です。
しかしながら、メディアでの露出獲得が目的であるならば、
“費用対効果”を考えると、顔の見えるコミュニケーション活動の方が最終的には安いと言えるのではないでしょうか?
顔を合わせないコミュニケーションは、一流のコミュニケーションと言えますか?
私の驚きの理由を、ご理解いただけたましたでしょうか?