四時前に会場着。
特設コーナー付近は、作家とファンが混在する人込み状態。
久し振りにお会いした紅葉さんから「取りあえず本を買っといた方がいい」と勧められて、予定していた作家さんの本を購入。流石に全員買うと破産するので、ともっぺさんや青猫さんに倣って「ミステリ作家の自分でガイド」を購入して、寄せ書き形式でサインを頂く。
いつもの方々では、紅葉さん、N市のAさん、ともっぺさん、青猫さん、そして綾辻行人ファンの第一人者、みほろさん(遠征お疲れ様でした)にご挨拶。皆さんとの語らいも、イベントでの楽しみです。
ちなみに、皆さんから「芦屋(の読書サロン)居ませんでしたよね?」と。扁桃腺腫らして熱が出ておりましたm(_ _)m
トークショーもやってますが、いつもサイン会するスペース(満員)から音を飛ばしてる形で、とても聞こえず、途中参加ということもあって、割り切ってサインを貰う方向に。
芦辺拓先生
絶対にサインを貰いたかった「少女探偵は帝都を駆ける」にサインを頂く。
「殺人喜劇のモダンシティ」の続編を読めるとは思ってなかったので、その喜びをお伝えする。
あと、先日の土曜ワイド劇場の「森江春策の事件簿」の感想や、裏話をお聞きしたり。
やはり、二時間ドラマは色々ありますね……
我孫子武丸先生
「探偵映画」にサインを頂く。
この本は、中学生くらいに本格ミステリにハマった頃に出会った一冊。
「この本(サインしてもらったのは文春文庫版)とは違いますよね」と言われて。私が読んだのは、講談社文庫版でした。
ちなみに、文春文庫版の解説は、敬愛する大林宣彦監督だったのでラッキー\(^o^)/
北村薫先生
サインをお願いしたら、わざわざサイン会の席を設けて頂いて、ひたすらに恐縮!
今回最大の目的と言っても過言ではない、「覆面作家は二人いる」にサインを(涙)
北村先生のサイン会や講演会と、今までタイミングが合わなかったので、お話しできてとても嬉しくて。
「このシリーズとドラマ版とともさかさん(千秋さん役)がとにかく大好きで、機会があればぜひ続きをお願いします」
「(ともさかさんが)合ってたもんね、やるなら千秋さんのお子さんの話かなぁ」
と、有り難いお言葉を!
麻耶雄高先生
「名探偵 木更津悠也」にサインを頂く。
「翼ある闇」の感想をお伝えしてる時、「皇族みたいなお名前ですね」と言われて(笑)下の名前が「○仁」ですので。実際に同名の親王様がいらっしゃいます。
ちなみに、先ほど親にその話をしたら、笑われました(笑)
「自分でガイド」にサインを頂いた先生方とも、少しお話し。
近藤史恵先生
母校の先輩にあたる方なので、後輩+母校で勤務(近藤先生は母校で教えられてます)経験や、近藤先生の出身学科で大同窓会がある話(ご存じなかった……)を。
レストラン・パ・マルシリーズのお話しを聞けば良かった!
光原百合先生
「尾道に旅行した折、光原先生がよく来られるというカフェに行きました」とお話ししたら、「思い当たらない」と言われて(笑)
綾辻行人先生
最近寄稿された「大映特撮大全」のお話しを。
正直、ホラー好きの印象の強い綾辻さんが平成「ガメラ」(書かれてる「ガメラ3」はホラー要素が強い?けど)を観られているとは思わなかったので、「また怪獣についてエッセイ書いて下さい」とお願いを(^_^;)
ちなみに「ガメラ3」で京都が襲われた話について、
「怪獣映画を好きな人は、自分の住んでる街が襲われると嬉しい」
という名言を!いつか、綾辻さんの怪獣トークが聞きたいです。
等々。正直、スタンプラリーみたいでした(笑)失礼な話、別の作家先生と間違えてお話ししてしまったり(自己嫌悪の嵐)しましたが、それだけ不思議な空間でした。
最後のご挨拶で、「作家と読者が身近に感じられるイベント」とおっしゃってた先生がいましたが、まさにそんなイベントでした。
有栖川先生が「自分の本が売れてる美しい光景」と言われて、うけてましたが、そこは書かれてる先生方だけの感覚なんだろうなぁと。
法月先生の列に並んでる時、綾辻先生がその列を写真に撮られていて、先生方にとっても、意義のあるイベントなんだろうなと感じました。
「本格ミステリを愛する人達が、こんなに集まってくれた」
最後のご挨拶で、そう話されてた先生がいましたが、個人的には、作家・読者・編集者を問わず、同じジャンルを愛する人達とイベントを盛り上げられて、気軽に話せる距離で触れ合えて、凄く心強い気持ちになりました。
散会後は、Aさん、紅葉さんとお茶。今年の「なぞがたりなばり」や芦屋の読書サロンのお話しも聞けて、楽しく一日を締めさせて頂きました。
明日も、間に合えば参戦する予定です!