角川書店『Another』刊行記念 綾辻行人さんサイン会レポート/ジュンク堂書店三ノ宮店 200 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

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久し振りにミステリのイベントに参加!

綾辻さんのサイン会は、『暗黒館の殺人』(04年、大阪にて)、『びっくり館の殺人』(06年、京都にて)に続いて三回目。
個人的には、同一作家でのサイン会出席回数は最多記録。少ないですが(笑)

JR三ノ宮に到着して、携帯で検索した駅前のビルにある、ジュンク堂に直行。
ところが、サイン会をやってる気配がない。
店員さんに尋ねてみると、そこは「ジュンク堂三ノ宮駅前店」であって、「三ノ宮店」ではないとのこと!

「携帯電話のバカ~(泣)」と、逆恨みしつつ、店員さんに貰った地図を片手に、どうにか開始時間の四時に会場着。


せっかく「16番」の整理券を貰ったのに、既に列はできていて、最後尾に並ぶ。

しばらく待って、ようやく私の番。
多分に、インフルエンザ予防対策でマスク姿の綾辻さんに、一瞬「奇面館の殺人」(次の館シリーズの有力候補らしい)の前フリか!
と、思ったりも(笑)


とみー「よろしくお願いします」

綾辻さん「金のペンで書きますか?銀のペンで書きますか?」

こういう言い方は、新しいなと思いつつ、

とみー「じゃあ、金のペンで」

サインを書く綾辻さん。
とみー「今年で、先生の本と出会って、15年になるんですが、良い記念になりました」

綾辻さん「(一瞬遠い目)そんなになるんですか、お歳は?」

とみー「29になりました」

綾辻さん「何の本から?」

とみー「『十角館』からです」

綾辻さん「あ~」


ここら辺から緊張して、何故か身の上話で、福岡から大学進学で、こちらに来たことなどを、ボソボソと。
どうせなら、関わってた文芸サークルの機関誌で、先輩が綾辻さんにインタビューした話をすれば良かった……


スタッフの女性の方が、「15周年の記念ですね!」と場を繋いでくれて、

とみー「(ふと思いついて)『暗黒館』で梅田、『びっくり館』で京都に行かせて頂きまして、」

綾辻さん「(苦笑して)ありがとうごさいます」

とみー「今回で、先生で三都制覇しました……(以下独り言になる)って、ここ(三ノ宮)って神戸なのかな?」

綾辻さん「(笑って、為書きの下に、『神戸にて』と書き加えてくれる)」

とみー「(恐縮して)ありがとうごさいます、本当にありがとうごさいます(汗)」

と、何度も頭を下げて、握手して終了。


終わっても、胸の高鳴りが止まらず、半ば夢見心地で、昨年の花園大学で知り合った面々と、終了を待って、綾辻さんをお見送りして終了。

何度かのイベントを通しても思ったのですが、綾辻さんって、気さくで話しやすい方で、私が緊張しつつも、何だかんだで話してしまう、話しやすい方だなと改めて実感。