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クアッドバンドLTE対応のSoftBank 301Fと思われるHUDSONが技適通過

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2013年7月に通過した端末が公示された。

SoftBank向けのFujitsu Mobile Communications製AXGP/LTE/W-CDMA/GSM端末「HUDSON」が2012年7月16日付けで日本電波法認証ラボラトリーを通過した。

HUDSONは下記の無線種別で日本電波法認証ラボラトリーを通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
第2条第54号に規定する特定無線設備

モバイルネットワークはAXGP(TD-LTE) 2500(B41) MHz, LTE 2100(B1)/1800(B3)/900(B8) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで通過している。

LTE方式の通信はAXGP方式も含めるとAXGP(TD-LTE) 2500(B5) MHzとLTE 2100(B1) MHzとLTE 1800(B3) MHzとLTE 900(B8) MHzのクアッドバンドに対応していることが分かる。

Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯でも通過している。

HUDSONは未発表端末のメーカー型番である。

モバイルネットワークの対応周波数帯やメーカー型番の規則よりSoftBank向けの端末であることが分かる。

対応周波数や無線種別よりスマートフォンかタブレット型端末になると考えられる。

AXGP方式をTD-LTE方式と見做すと、FDDとTDDのデュアルモードLTEに対応することになり、自動ハンドオーバーにも対応すると思われる。

プラチナバンドと呼称される900(B8) MHzのLTE方式にも対応している。

2013年のSoftBank向け秋冬モデルはLTE 900(B8) MHzに対応した端末も登場することが分かる。

LTE方式については別の意味でLTE 1800(B3) MHzの方がプラチナバンドのような気はするが、そちらにも対応している。

ダブルLTEのサービスによって、EMOBILEのLTE 1800(B3) MHzを使うことになる。

W-CDMA方式については1500(XI) MHzが削られており、様々な理由により使いにくいW-CDMA 1500(XI) MHzは非対応とする端末が増えるのかもしれない。

キャリア型番は不明であるが、301Fになると考えて間違いなさそうである。

2013年の秋冬モデルとして登場することになる見通し。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm