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Google Nexus 4 LG-E960がFOMAプラスエリアを追加して技適を再通過

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2013年5月に通過した端末が公示された。

LG Electronics製のW-CDMA/GSM端末「LG-E960」が2012年5月9日付けでTELECを通過した。

LG-E960は下記の無線種別でTELECを通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備

モバイルネットワークはW-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで通過している。

Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯でも通過している。

LG-E960はGoogle Nexus 4のメーカー型番である。

TELECを通過するのは今回が2度目で、以前は2013年2月6日に通過していた。

今回はW-CDMA 800(VI/XIX) MHzが追加されている。

W-CDMA 800(VI/XIX) MHzはNTT docomoがFOMAプラスエリアとして使用している。

以前はルーラルエリアにおいてW-CDMA 800(VI) MHzでカバーされることが多くなっていたが、W-CDMA 800(XIX) MHzを使うようになってからは都心部においてW-CDMA 800(XIX) MHzでカバーされているケースも増えている。

尚、W-CDMA 800(VI/XIX) MHzは世界的に見てもNTT docomoのみが使用している。

型番はLG-E960となっており、国際向けに投入されているGoogle Nexus 4と同一である。

Google Nexusシリーズは開発目的で技適を通過している端末も多いが、Google Nexus 4に関しては日本で発売されるとの情報もある。

実際のところ日本市場向けにGoogle Nexus 4を開発していることは確かなようであるが、発売の時期等は不明である。

Google Nexus 4が日本市場に投入されるのであれば、ハードウェアは国際版と同じLG-E960となり、移動体通信事業者は介さずに販売されると思われる。

将来的にアップデートによって国際版のGoogle Nexus 4でもW-CDMA 800(VI/XIX) MHzが使えるようになったり、技適マークの表示が可能になったりする可能性もある。

Google Nexus 4のユーザーとしては非常に楽しみなところである。

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・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm