ドコモ向けN-04Eと思われるKMP7R4H1-4Aが技適通過

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年10月に通過した端末が公示された。

NTT docomo向けのNEC CASIO Mobile Communications製LTE/W-CDMA/GSM端末「KMP7R4H1-4A」が2012年10月23日付けでTELECを通過した。

KMP7R4H1-4Aは下記の無線種別でTELECを通過している。

第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備

モバイルネットワークはLTE 2100(B1)/1500(B21) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで通過している。

LTE方式の通信はLTE 2100(B1) MHzとLTE 1500(B21) MHzのデュアルバンドに対応していることが分かる。

Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯でも通過しており、規格はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応する模様だ。

KMP7R4H1-4Aは未発表端末のメーカー型番である。

モバイルネットワークの対応周波数帯よりNTT docomo向けの端末と考えられる。

Bluetoothや無線LANにも対応していることより、スマートフォン又はタブレット型端末となる可能性が高いと思われる。

キャリア型番は不明であるが、順当にN-04Eとなる見通しである。

NTT docomoは2013年の春モデルとして8～9機種を用意しており、KMP7R4H1-1Aは春モデルの一つとして登場すると思われる。

・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm