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Apple iPhone 5 A1429がW-CDMA 800(VI) MHzでも技適を通過

総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年9月に通過した端末が公示された。

KDDIとSoftBank向けのApple製LTE/W-CDMA/GSM/CDMA2000端末「A1429」が2012年9月13日付けでDSPRを通過した。

A1429は下記の無線種別でDSPRを通過している。

第2条第11号に規定する特定無線設備
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の4に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の8に規定する特定無線設備
第2条第11号の8の2に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備

モバイルネットワークはLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI) MHz, CDMA2000 2100(BC6)/800(BC0) MHzで通過している。

KDDIが使用しているLTE 2100(B1) MHz, CDMA2000 2100(BC6)/800(BC0) MHzやSoftBankが使用しているLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzに加えて、世界でもNTT docomoのみが使用しているW-CDMA 800(VI) MHzでも認証を受けている。

W-CDMA 800(VI) MHzはNTT docomoがFOMAプラスエリアとして使用しており、他にNTT docomoが使用している周波数帯としてはLTE 2100(B1) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzも対応している。

尚、W-CDMA 800(XIX) MHzでは認証を受けていない。

その他、Bluetoothや無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5.2GHz/5.3GHz/5.6GHz)の周波数帯でも通過している。

A1429は北米の一部を除いてKDDIとSoftBankを含めた世界の広い地域で販売されているApple iPhone 5のメーカー型番である。

SIMロックフリーのA1429ではFOMAプラスエリアを掴まなかったとの報告も見られたが、ハードウェア的には対応していることが今回の認証情報より分かった。

もし、アップデート等によってFOMAプラスエリアが掴めるようになっても、DSPRを通過しているので法的に問題はない。

尚、SIMロックフリーのA1429ではiOS 6.0.1へのアップデート後にNTT docomoのLTEサービスであるXiに接続可能であることが確認されている。

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・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm