SHARPが2012年度内にIGZO液晶を搭載したスマートフォンやタブレットを投入へ

SHARPは新技術を採用した液晶パネルを搭載したスマートフォンやタブレット型端末を2012年度内に発売する予定であることが分かった。

新技術を採用した液晶パネルは従来の液晶パネルと比べて消費電力を5分の1程度に減らして高精細な液晶パネルとのことで、CAAC技術を採用しているIGZO液晶のことであると考えられる。

主力事業の不振で赤字が続くSHARPはIGZO液晶を搭載したスマートフォンやタブレット型端末を経営再建の柱とする模様だ。

三重県亀山市の亀山第2工場では製造する液晶パネルのうちIGZO液晶の比率を2012年度中に8割程度に引き上げる計画とのことだ。

また、IGZO液晶は出資の交渉を続けている台湾のHon Hai Precision Industryへの供給についても協議していると報じられている。

・NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120925/k10015256651000.html