下り最大42Mbps対応のARROWSスマートフォンSoftBank 101FがGCF通過

SoftBank向けのFUJITSU製W-CDMA/GSM端末「101F」が2012年5月18日付けでGCFを通過した。

通信方式はW-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHz, GSM 1900/1800/900 MHzで認証を受けている。

GCFでは認証を受けていないが、W-CDMA 1500(XI) MHzにも対応している。

認証ページには“Supports HSDPA : Category 24, Supports Enhanced Uplink : Category 6”と記載されており、HSDPA Cat.24とHSUPA Cat.6に対応していることが分かる。

HSDPA Cat.24は下り最大42.2Mbpsで、HSUPA Cat.6は上り最大5.76Mbpsである。

SoftBankは下り最大42.2MbpsのDC-HSDPAサービスと下り最大21.1MbpsのHSPA+サービスをULTRA SPEEDとして展開しており、101Fはそれに対応すると思われある。

101Fは未発表端末の型番(モデル番号)である。

型番規則よりSoftBank向けであることが分かる。

SoftBank向けのFUJITSU製端末はSeineがTUVを通過している。

Seineが101Fのメーカー型番であると思われる。

Bluetoothや無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)に対応する。

NTT docomo向けのREGZA Phone T-02Dと同日付けでGCFを通過していることより、T-02Dと似たスペックの端末となるのかもしれない。

FUJITSUブランドなのでARROWSシリーズのスマートフォンとなる模様だ。



・GCF (Fujitsu 101F)
http://www.globalcertificationforum.org/Application/onlinecertification/terminalinfo/?terminalId=3355