Sony Ericsson Xperia acro HD IS12S レビュー
KDDI向けのSony Ericsson製CDMA2000/W-CDMA/GSM端末「au Xperia acro HD IS12S (以下、IS12S)」を触ったので、IS12Sについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。
レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。
筺体は厚めで少し重いなとは感じたが、サイドとリアは角が削られている形状で持ちやすかった。
カラーバリエーションはRougeとWhiteとBlackの3色が用意されている。
左からRouge、White、Blackである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/04/bb/j/t02200124_0800045011750338576.jpg?caw=800)
フロントにはタッチセンサ方式のナビゲーションキーを備える。
左からクリアキー、ホームキー、メニューキーである。
ナビゲーションキーの感度はまずまずで、特に不満は無かった。
ディスプレイの右上にはサブカメラを搭載する。
どの色もベゼルは黒色となっている。
ディスプレイの上にSony Ericssonロゴ、ナビゲーションキーの下にXPERIAロゴが入る。
Rougeのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/e8/e1/j/t02200124_0800045011750367786.jpg?caw=800)
Whiteのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/5f/0b/j/t02200124_0800045011750334670.jpg?caw=800)
Blackのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/90/4f/j/t02200124_0800045011750338572.jpg?caw=800)
リアにはメインカメラやカメラ用フォトライトを備える。
Rougeのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/ce/1b/j/t02200124_0800045011750338928.jpg?caw=800)
Whiteのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/59/7b/j/t02200124_0800045011750338929.jpg?caw=800)
Blackのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/76/61/j/t02200124_0800045011750338574.jpg?caw=800)
メインカメラとフォトライトの間にはFeliCaロゴが入る。
左上にはau with Googleロゴが入っている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/a3/51/j/t02200124_0800045011750332260.jpg?caw=800)
下のXPERIAロゴが入る部分は取り外しが可能だ。
この部分を取り外すと日本の認証がプリントされている。
リアカバーが取り外し不可で電池パックも取り外し不可となっているが、これは防水性能を維持するためや電池パックの容量を増やすためのようだ。
電池パックはリチウムイオン電池で、電池容量は1840mAhと大容量だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/18/a9/j/t02200124_0800045011750347852.jpg?caw=800)
外れる部分の上には海外の認証やType Numberがプリントされている。
Type NumberはAAH-5880016-BVである。
因みに、製造型番はCDMA SOI12となっている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/b4/9c/j/t02200124_0800045011750338573.jpg?caw=800)
上の側面にはMicro USB端子とイヤホン端子とHDMI端子が配置されている。
防水性能を維持するためのキャップも備える。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/06/b0/j/t02200124_0800045011750332673.jpg?caw=800)
右の側面には電源キーとボリュームキーとカメラキーを備える。
カメラキーはシャッターキーとしても使えたり、スリープ状態でも長押しするとカメラを起動することが可能だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/9e/bf/j/t02200391_0450080011750334667.jpg?caw=800)
電源キーとボリュームキーの間にはワンセグアンテナが配置されている。
ワンセグアンテナは可動式である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/62/4b/j/t02200124_0800045011750332674.jpg?caw=800)
左の側面にはmicroSDカードスロットやSIMカードスロットを備える。
SIMカードのサイズは従来サイズである。
卓上ホルダ用の端子も用意されている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/f6/1f/j/t02200391_0450080011750334668.jpg?caw=800)
下の側面にはストラップホールを備えている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/c3/5c/j/t02200124_0800045011750334669.jpg?caw=800)
ホームアプリのUIやテーマ設定等が変更されている。
UIは変わっているものの、ホームアプリの機能や構成等は基本的に同じである。
主にホームアプリ等を操作した様子を動画で撮影してきたので見ておいてもらいたい。
プリインストールのホームアプリであるSony Ericssonホームのバージョンは2.2.A.0.11である。
バージョンはXperia NX SO-02Dと同じである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/4b/f2/j/t02200124_0800045011750332256.jpg?caw=800)
電源キーを長押しするとスクリーンショットの撮影が可能である。
試しにホーム画面のスクリーンショットを撮影しておいた。
テーマはSilk, Turquoise, Emerald, Sapphire, Gold, Ruby, Amethystが用意されている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/67/47/p/t02200391_0720128011750356667.png?caw=800)
通知画面は非常にシンプルである。
接続している移動体通信事業者と通知のみが表示される。
簡単に設定を切り替えられるトグルも用意しておいてもらいたいところである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/57/a4/j/t02200124_0800045011750338575.jpg?caw=800)
ストレージを見てみた。
内部ストレージは合計容量が11.54GBで、空き容量が11.31GBであった。
本体メモリは空き容量が1.76GBとなっていた。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/33/7e/p/t02200391_0720128011750356224.png?caw=800)
無線とネットワークの設定にはテザリングの項目は無い。
モバイルネットワークの項目から国際ローミングの設定等を行う。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/5f/5c/j/t02200124_0800045011750390681.jpg?caw=800)
モバイルネットワーク設定にはグローバル機能の項目がある。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/6a/5a/j/t02200124_0800045011750339132.jpg?caw=800)
エリア設定から通信方式等を選択する。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/fe/d2/j/t02200124_0800045011750347847.jpg?caw=800)
日本、海外UMTS、海外GSM、自動から選択可能だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/3e/26/j/t02200124_0800045011750347849.jpg?caw=800)
海外UMTSに設定すると、W-CDMA(UMTS)方式の周波数帯を使用することが可能だ。
W-CDMA方式を掴める状態にして、ネットワークの検索を行ってみた。
JP DoCoMoとSoftBankのネットワークを検出した。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/67/e5/j/t02200124_0800045011750347848.jpg?caw=800)
日本語入力システムはPOBoxTouchをプリインストールしている。
POBox Touchのバージョンは5.0である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/a7/a9/j/t02200124_0800045011750332257.jpg?caw=800)
ダイヤル画面。
設定したテーマの色はダイヤル画面にも反映されている。
ダイヤル画面でのレスポンスはあまり良くなかったので、製品版までに改善してもらいたいところだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/b6/28/p/t02200391_0720128011750356226.png?caw=800)
タッチパネルの感度は良く、特に大きな不満は感じなさそうだ。
ディスプレイの発色は非常に綺麗であった。
高精細さと綺麗さを備えたディスプレイで、とても魅力的なディスプレイであると感じた。
ディスプレイが高精細なだけあって、標準ブラウザ等で文字も小さく表示しても読み取り可能だった。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/cb/ed/j/t02200124_0800045011750332672.jpg?caw=800)
標準ブラウザを操作する様子は動画で撮影してきたので見ておいてもらいたい。
ピンチ操作やスクロールは概ね良好であるが、重いページを開くと少しカクカクする場面もあったので製品版では改善されていることに期待したい。
当ブログにアクセスした際に標準ブラウザのユーザーエージェントを取得しておいた。
IS12Sのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.7; en-gb; SonyEricssonLT26i Build/6.0.D.0.193) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
試作段階であるため、SonyEricssonIS12SではなくSonyEricssonLT26iとなっていた。
カメラを使ってみた。
UIは新しくなっており、起動や撮影の速度も速くなっていた。
カメラの画質については作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大サイズである1200万画素(4000*3000)で撮影した。
画像をクリックすると外部サイトに飛ぶので、更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/24/9f/j/t02200165_0640048011750339131.jpg?caw=800)
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Advancedの5種類である。
AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは6683、Linpack for Androidのマルチスレッド処理のスコアは80.586~84.502、NenaMark1のスコアは54.90、NenaMark2のスコアは37.30、Quadrant Advancedのスコアは3113。
IS12SのFingerprintは下記の通り。
kddi/LT26i_1256-2817/LT26i:2.3.7/6.0.D.0.193/Pj__zw:user/release-keys
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/60/fc/j/t02200124_0800045011750332258.jpg?caw=800)
AnTuTu Benchmarkの詳細なスコア。
CPUの動作周波数は1512MHzである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/44/cd/j/t02200124_0800045011750338931.jpg?caw=800)
Service Menuには*#*#service#*#*で入ることが出来た。
因みに、*#*#info#*#*は封じられていた。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/54/77/j/t02200124_0800045011750338930.jpg?caw=800)
ModelはIS12S。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/ae/47/p/t02200391_0720128011750356666.png?caw=800)
ここでもType NumberがAAH-5880016-BVであることを確認することが出来る。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/a7/25/p/t02200391_0720128011750356223.png?caw=800)
SIMロックは掛けられている。
レベル2SIMロックに関しては正式な回答が得られていないが、Xperia acro IS11Sには無かったのでIS12Sにも無いだろうとのことだった。
ただ、これは正式な回答ではないので注意しておいてもらいたい。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/d5/67/j/t02200124_0800045011750347851.jpg?caw=800)
Working band/sはGSM850, GSM900, GSM1800, GSM1900, UMTS_BC1, UMTS_BC5となっている。
IS12SはUMTS/GSMローミングに対応しているので、上記の周波数帯を使用している地域では国際ローミングが可能である。
Xperia acro IS11Sでもそうだったが、Working band/sにはCDMA2000の周波数帯は含まれていない。
国内ではCDMA2000方式に対応しているので、対応周波数はCDMA2000 2100(BC6)/800(BC0) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzとなる。
公式なブートローダのアンロックには非対応となる。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/99/8b/p/t02200391_0720128011750356222.png?caw=800)
build.propを見てみた。
ro.semc.product.deviceはHayateとなっている。
IS12SのコードネームはHayateで間違いないことが分かる。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/be/f4/p/t02200391_0720128011750356668.png?caw=800)
端末の状態を表示してみた。
ネットワークはKDDIで、モバイルネットワークの種類はCDMA - EvDo rev. Bと表示されている。
WIN HIGH SPEED (EV-DOマルチキャリア)に接続している状態では、EV-DO Rev.Bと表示されるようだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/69/ce/j/t02200124_0800045011750332259.jpg?caw=800)
今回レビューしたIS12Sのバージョン情報は下記の通り。
Model number:LT26i
Android version:2.3.7
Baseband version:M8660-AAABQNLYM-314003T 1 [Nov 28 2011 17:00:00]
Kernel version:2.6.35.11-307003+ SEMCUser@SEMCHost #1
Build number:6.0.D.0.193
試作段階のファームウェアであるせいかモデル番号はLT26iとなっている。
製品版ではIS12Sになるはずである。
KDDI向けファームウェアのビルド番号は6.0.D.*.**となるようだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/ca/b5/p/t02200391_0720128011750356225.png?caw=800)
全体を通して動作面では概ねサクサクしていた印象である。
ディスプレイがとても綺麗で、カメラの起動や撮影の速度が速くなった点は嬉しい。
ただ、一部アプリにおいてのピンチ操作等はまだまだ良くすることが出来るはずなので、製品版では改善されていることを期待したい。
レビューした端末は製品版ではなく、最終仕様は異なる可能性もあるので注意してもらいたい。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。
レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。
筺体は厚めで少し重いなとは感じたが、サイドとリアは角が削られている形状で持ちやすかった。
カラーバリエーションはRougeとWhiteとBlackの3色が用意されている。
左からRouge、White、Blackである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/04/bb/j/t02200124_0800045011750338576.jpg?caw=800)
フロントにはタッチセンサ方式のナビゲーションキーを備える。
左からクリアキー、ホームキー、メニューキーである。
ナビゲーションキーの感度はまずまずで、特に不満は無かった。
ディスプレイの右上にはサブカメラを搭載する。
どの色もベゼルは黒色となっている。
ディスプレイの上にSony Ericssonロゴ、ナビゲーションキーの下にXPERIAロゴが入る。
Rougeのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/e8/e1/j/t02200124_0800045011750367786.jpg?caw=800)
Whiteのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/5f/0b/j/t02200124_0800045011750334670.jpg?caw=800)
Blackのフロント。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/90/4f/j/t02200124_0800045011750338572.jpg?caw=800)
リアにはメインカメラやカメラ用フォトライトを備える。
Rougeのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/ce/1b/j/t02200124_0800045011750338928.jpg?caw=800)
Whiteのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/59/7b/j/t02200124_0800045011750338929.jpg?caw=800)
Blackのリア。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/76/61/j/t02200124_0800045011750338574.jpg?caw=800)
メインカメラとフォトライトの間にはFeliCaロゴが入る。
左上にはau with Googleロゴが入っている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/a3/51/j/t02200124_0800045011750332260.jpg?caw=800)
下のXPERIAロゴが入る部分は取り外しが可能だ。
この部分を取り外すと日本の認証がプリントされている。
リアカバーが取り外し不可で電池パックも取り外し不可となっているが、これは防水性能を維持するためや電池パックの容量を増やすためのようだ。
電池パックはリチウムイオン電池で、電池容量は1840mAhと大容量だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/18/a9/j/t02200124_0800045011750347852.jpg?caw=800)
外れる部分の上には海外の認証やType Numberがプリントされている。
Type NumberはAAH-5880016-BVである。
因みに、製造型番はCDMA SOI12となっている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/b4/9c/j/t02200124_0800045011750338573.jpg?caw=800)
上の側面にはMicro USB端子とイヤホン端子とHDMI端子が配置されている。
防水性能を維持するためのキャップも備える。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/06/b0/j/t02200124_0800045011750332673.jpg?caw=800)
右の側面には電源キーとボリュームキーとカメラキーを備える。
カメラキーはシャッターキーとしても使えたり、スリープ状態でも長押しするとカメラを起動することが可能だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/9e/bf/j/t02200391_0450080011750334667.jpg?caw=800)
電源キーとボリュームキーの間にはワンセグアンテナが配置されている。
ワンセグアンテナは可動式である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/62/4b/j/t02200124_0800045011750332674.jpg?caw=800)
左の側面にはmicroSDカードスロットやSIMカードスロットを備える。
SIMカードのサイズは従来サイズである。
卓上ホルダ用の端子も用意されている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/f6/1f/j/t02200391_0450080011750334668.jpg?caw=800)
下の側面にはストラップホールを備えている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/c3/5c/j/t02200124_0800045011750334669.jpg?caw=800)
ホームアプリのUIやテーマ設定等が変更されている。
UIは変わっているものの、ホームアプリの機能や構成等は基本的に同じである。
主にホームアプリ等を操作した様子を動画で撮影してきたので見ておいてもらいたい。
プリインストールのホームアプリであるSony Ericssonホームのバージョンは2.2.A.0.11である。
バージョンはXperia NX SO-02Dと同じである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/4b/f2/j/t02200124_0800045011750332256.jpg?caw=800)
電源キーを長押しするとスクリーンショットの撮影が可能である。
試しにホーム画面のスクリーンショットを撮影しておいた。
テーマはSilk, Turquoise, Emerald, Sapphire, Gold, Ruby, Amethystが用意されている。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/67/47/p/t02200391_0720128011750356667.png?caw=800)
通知画面は非常にシンプルである。
接続している移動体通信事業者と通知のみが表示される。
簡単に設定を切り替えられるトグルも用意しておいてもらいたいところである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/57/a4/j/t02200124_0800045011750338575.jpg?caw=800)
ストレージを見てみた。
内部ストレージは合計容量が11.54GBで、空き容量が11.31GBであった。
本体メモリは空き容量が1.76GBとなっていた。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/33/7e/p/t02200391_0720128011750356224.png?caw=800)
無線とネットワークの設定にはテザリングの項目は無い。
モバイルネットワークの項目から国際ローミングの設定等を行う。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/5f/5c/j/t02200124_0800045011750390681.jpg?caw=800)
モバイルネットワーク設定にはグローバル機能の項目がある。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/6a/5a/j/t02200124_0800045011750339132.jpg?caw=800)
エリア設定から通信方式等を選択する。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/fe/d2/j/t02200124_0800045011750347847.jpg?caw=800)
日本、海外UMTS、海外GSM、自動から選択可能だ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/3e/26/j/t02200124_0800045011750347849.jpg?caw=800)
海外UMTSに設定すると、W-CDMA(UMTS)方式の周波数帯を使用することが可能だ。
W-CDMA方式を掴める状態にして、ネットワークの検索を行ってみた。
JP DoCoMoとSoftBankのネットワークを検出した。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/67/e5/j/t02200124_0800045011750347848.jpg?caw=800)
日本語入力システムはPOBoxTouchをプリインストールしている。
POBox Touchのバージョンは5.0である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/a7/a9/j/t02200124_0800045011750332257.jpg?caw=800)
ダイヤル画面。
設定したテーマの色はダイヤル画面にも反映されている。
ダイヤル画面でのレスポンスはあまり良くなかったので、製品版までに改善してもらいたいところだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/b6/28/p/t02200391_0720128011750356226.png?caw=800)
タッチパネルの感度は良く、特に大きな不満は感じなさそうだ。
ディスプレイの発色は非常に綺麗であった。
高精細さと綺麗さを備えたディスプレイで、とても魅力的なディスプレイであると感じた。
ディスプレイが高精細なだけあって、標準ブラウザ等で文字も小さく表示しても読み取り可能だった。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/cb/ed/j/t02200124_0800045011750332672.jpg?caw=800)
標準ブラウザを操作する様子は動画で撮影してきたので見ておいてもらいたい。
ピンチ操作やスクロールは概ね良好であるが、重いページを開くと少しカクカクする場面もあったので製品版では改善されていることに期待したい。
当ブログにアクセスした際に標準ブラウザのユーザーエージェントを取得しておいた。
IS12Sのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.7; en-gb; SonyEricssonLT26i Build/6.0.D.0.193) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
試作段階であるため、SonyEricssonIS12SではなくSonyEricssonLT26iとなっていた。
カメラを使ってみた。
UIは新しくなっており、起動や撮影の速度も速くなっていた。
カメラの画質については作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。
設定は特に弄らず、画像サイズは最大サイズである1200万画素(4000*3000)で撮影した。
画像をクリックすると外部サイトに飛ぶので、更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能である。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/24/9f/j/t02200165_0640048011750339131.jpg?caw=800)
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Advancedの5種類である。
AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは6683、Linpack for Androidのマルチスレッド処理のスコアは80.586~84.502、NenaMark1のスコアは54.90、NenaMark2のスコアは37.30、Quadrant Advancedのスコアは3113。
IS12SのFingerprintは下記の通り。
kddi/LT26i_1256-2817/LT26i:2.3.7/6.0.D.0.193/Pj__zw:user/release-keys
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/60/fc/j/t02200124_0800045011750332258.jpg?caw=800)
AnTuTu Benchmarkの詳細なスコア。
CPUの動作周波数は1512MHzである。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/44/cd/j/t02200124_0800045011750338931.jpg?caw=800)
Service Menuには*#*#service#*#*で入ることが出来た。
因みに、*#*#info#*#*は封じられていた。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/54/77/j/t02200124_0800045011750338930.jpg?caw=800)
ModelはIS12S。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/ae/47/p/t02200391_0720128011750356666.png?caw=800)
ここでもType NumberがAAH-5880016-BVであることを確認することが出来る。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/a7/25/p/t02200391_0720128011750356223.png?caw=800)
SIMロックは掛けられている。
レベル2SIMロックに関しては正式な回答が得られていないが、Xperia acro IS11Sには無かったのでIS12Sにも無いだろうとのことだった。
ただ、これは正式な回答ではないので注意しておいてもらいたい。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/d5/67/j/t02200124_0800045011750347851.jpg?caw=800)
Working band/sはGSM850, GSM900, GSM1800, GSM1900, UMTS_BC1, UMTS_BC5となっている。
IS12SはUMTS/GSMローミングに対応しているので、上記の周波数帯を使用している地域では国際ローミングが可能である。
Xperia acro IS11Sでもそうだったが、Working band/sにはCDMA2000の周波数帯は含まれていない。
国内ではCDMA2000方式に対応しているので、対応周波数はCDMA2000 2100(BC6)/800(BC0) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzとなる。
公式なブートローダのアンロックには非対応となる。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/99/8b/p/t02200391_0720128011750356222.png?caw=800)
build.propを見てみた。
ro.semc.product.deviceはHayateとなっている。
IS12SのコードネームはHayateで間違いないことが分かる。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/be/f4/p/t02200391_0720128011750356668.png?caw=800)
端末の状態を表示してみた。
ネットワークはKDDIで、モバイルネットワークの種類はCDMA - EvDo rev. Bと表示されている。
WIN HIGH SPEED (EV-DOマルチキャリア)に接続している状態では、EV-DO Rev.Bと表示されるようだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/00/povtc/69/ce/j/t02200124_0800045011750332259.jpg?caw=800)
今回レビューしたIS12Sのバージョン情報は下記の通り。
Model number:LT26i
Android version:2.3.7
Baseband version:M8660-AAABQNLYM-314003T 1 [Nov 28 2011 17:00:00]
Kernel version:2.6.35.11-307003+ SEMCUser@SEMCHost #1
Build number:6.0.D.0.193
試作段階のファームウェアであるせいかモデル番号はLT26iとなっている。
製品版ではIS12Sになるはずである。
KDDI向けファームウェアのビルド番号は6.0.D.*.**となるようだ。
![$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~](https://stat.ameba.jp/user_images/20120123/01/povtc/ca/b5/p/t02200391_0720128011750356225.png?caw=800)
全体を通して動作面では概ねサクサクしていた印象である。
ディスプレイがとても綺麗で、カメラの起動や撮影の速度が速くなった点は嬉しい。
ただ、一部アプリにおいてのピンチ操作等はまだまだ良くすることが出来るはずなので、製品版では改善されていることを期待したい。
レビューした端末は製品版ではなく、最終仕様は異なる可能性もあるので注意してもらいたい。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。
追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。