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docomo AQUOS PHONE SH-01D レビュー

NTT docomo向けのSHARP製W-CDMA/GSM端末「docomo with series AQUOS PHONE SH-01D (以下、SH-01D)」を触ったので、SH-01Dについて感じたことを簡単に書いておこうと思う。

レビューした端末は製品版ではなく、開発途中の端末であるという点を考慮して読んでもらいたい。

SH-01Dは約4.5インチのHD液晶を搭載したハイスペック端末である。

ディスプレイが大きいので筺体サイズも大きくなっているが、薄くてそれほど重くないので特に持ちにくさ等は感じなかった。

ナビゲーションキーは物理的なキーである。

左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。

ナビゲーションキーの位置はディスプレイとの間隔が少ないが、特に誤爆することはなかった。

ディスプレイ消灯時はホームキーを押しても復帰可能で、メニューキーとクリアキーでは無反応だった。

本体のみでのスクリーンショット撮影にも対応しており、電源キーとホームキーの同時押しでスクリーンショット撮影が可能である。

カラーバリエーションにはBLUEとBLACKとWHITEが用意されている。

どのカラーもナビゲーションキーとそれの周りは透明感のある加工となっている。

BLUEのフロント。

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BLUEのリア。

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BLACKのフロント。

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BLACKのリア。

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WHITEのフロント。

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WHITEのリア。

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ロック解除画面。

画面ロック解除は鍵のマークを下から上にドラッグする。

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主にホーム画面からアプリケーション一覧画面を操作した様子。

ホーム画面でのレスポンスは良好で、特に問題は生じなかった。



ホームは3D表示に対応している。

3D表示の飛び出し度は設定で変更可能である。

ただ、3D表示は飛び出すというより奥行きがあるといった印象だった。

ディスプレイが高解像度化したので3D表示時の粗さは特に感じなかったが、3D自体はあまり期待しない法が良いかもしれない。

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ステータスバーを下した状態。

情報量が多く、設定可能な項目も多い。

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端末容量を見てみた。

本体の空き容量は1.12GBとなっていた。

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ネットワークサーチを行ってみた。

NTT DOCOMO、SoftBank、JPN EMOBILEを検出。

東名阪バンドに対応していることが分かる。

SIMロックを解除してNTT docomo以外のSIMも使用可能であるが、SH-01DはmicroSIMを採用しているので注意が必要である。

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SH-01Dは複数のフォントを内蔵している。

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ディスプレイはタッチパネルに対応している。

タッチパネルの感度は良かったが、更に良くすることは不可能ではないと感じた。

マルチタッチは最大で5点まで同時に検出した。

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標準ブラウザを表示してみた。

マルチタッチでの操作やスクロールはそこそこスムーズであった。

ただ、重いページを読み込んだりすると動作が少しカクカクしてしまう場面もあった。

高解像度な液晶を搭載しており、ブラウザでは拡大しなくても文字が読みやすかったし、フォントの綺麗さも生かされていた。

標準ブラウザを試した際にユーザーエージェントを取得しておいた。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.5; ja-jp; SH-01D Build/RA192) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1

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カメラについては作例をアップしておいたので、そちらを参考にしておいてもらいたい。

設定は特に弄らず、画像サイズは最大の4000*3000で撮影。

アップした作例は下記の画像をクリック。(更にリンク先の画像をクリックすると無加工の作例の閲覧が可能)

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充電しながら操作していると、端末が熱くなって注意が突然表示された。

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複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。

ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。

使用したアプリケーションはAnTuTu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの4種類である。

NenaMark1はエラーが出てインストールできなかった。

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AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは2741、Linpack for Androidのシングルスレッド処理のスコアは24.003~42.918、NenaMark2のスコアは19.90、Quadrant Standard Editionのスコアは1766。

SH-01DのFingerprintは下記の通り。

DOCOMO/SH01D/SH01D:2.3.5/RA192/00.01.02:user/release-keys

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AnTuTu Benchmarkの詳細な結果。

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Quadrant Standard Editionでシステム情報を表示したところ。

LYNXの名はない。

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認証の電磁的表示に対応しており、技適マークを画面上に表示することが可能である。

製品版のファームウェアではないせいか、認定番号は表示されなかった。

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今回レビューしたSH-01Dのバージョン情報は下記の通り。

Model number:SH-01D
Android version:2.3.5
Baseband version:2011-10-13 13:10 Off.Bld LUD_OMAP4_DELIVERY_111012_0917
Kernel version:2.6.35.7++ build@Sharp #1
Build number:00.01.02.RA192 release-keys


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動作は全体的に良い方であると感じているが、もう少しタッチパネルの感度を向上してくれたら更にスムーズに操作することができそうである。

個人的にはBLUEの色が気に入った。

ハイスペックで日本独自機能も満載な端末なので、製品版では更に良くなっていることに期待したい。

動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断することを強く勧める。

追加事項あれば、当記事に追記していく予定である。