KDDI、au向けにHTC製のWiMAX対応スマートフォンISW12HTを投入へ | Blog of Mobile!!~http://blogofmobile.com/に移転しました~

KDDI、au向けにHTC製のWiMAX対応スマートフォンISW12HTを投入へ

台湾HTCはKDDIの移動体通信事業ブランドであるau向けにスマートフォン「ISW12HT」を用意していることが分かった。

ソースはHTCが作成したUser Agent Profile (以下、UAProf)である。

以下、重要な情報が読み取れる部分をUAProfより抜粋。

<prf:BrowserName>Android Browser</prf:BrowserName>
<prf:BrowserVersion>2.3</prf:BrowserVersion>
<prf:Keyboard>No</prf:Keyboard>
<prf:Model>ISW12HT</prf:Model>
<prf:ScreenSize>540x960</prf:ScreenSize>
<prf:Vendor>HTC Corporation</prf:Vendor>


BrowserNameは“Android Browser”となっており、OSにはAndroidを採用していることが分かる。

BrowserVersionは“2.3”なので、OSのバージョンはAndroid 2.3.x Gingerbread Versionになると思われる。

因みに、au EVO WiMAX ISW11HT (以下、ISW11HT)の場合はBrowserVersionが“2.2”となっている。

Keyboardは“No”となっているので、物理的なキーボードは搭載しないようである。

フルタッチパネル式の端末になると考えて良さそうである。

Modelは“ISW12HT”なので、型番はISW12HTであること分かる。

ISW12HTはau向けスマートフォンの型番規則と一致している。

UAProfのURLには“KDDI”と入っているので、au向けであることには間違いない。

型番に“W”が入っているので、WiMAX方式の通信にも対応するようだ。

製造型番はCDMA HTI12になると考えられる。

ScreenSizeは“540x960”なので、ディスプレイの解像度はqHD(540*960)となることが分かる。

型番からも分かることであるがVendorは“HTC Corporation”となっているので、製造メーカーはHTCである。

以上のことより、au向けのISW12HTはOSにAndroid 2.3.x Gingerbread Versionを採用しており、qHD(540*960)液晶を搭載したWiMAX対応のHTC製スマートフォンであることが分かる。

ISW12HTのUAProfが作成されているので、ISW12HTが開発中であることは確かである。

現段階ではどの端末がベースになるのかは不明であるが、ISW11HTと同様に米国のSprint Nextel向けに投入された端末がベースになると思われる。

UAProfより判明したISW12HTのスペックと合致するSprint Nextel向けの端末は、HTC EVO 3D (PG86100)やHTC Kingdom (PH44100)が挙げられる。

HTC EVO 3Dは3Dに対応したスマートフォンで、2011年6月24日より販売が開始されている。

HTC Kingdomは未発表の端末であるが、リーク情報やFCC等の各種認証よりある程度のスペックは判明しており、近日中に発表されると思われる。

希望も込めてHTC EVO 3Dが来ると推測してみる。

KDDIは2011年夏モデル発表会でWiMAX対応スマートフォンについて“秋にどかんと投入する”と明言しており、秋にWiMAX対応スマートフォンを投入する予定であることを明らかにしている。

秋以降に投入されるWiMAX対応スマートフォンは何機種が登場するのかは分からないが、少なくともISW12HTがそれに該当することは確実でしょう。

ハイエンドスマートフォンがauから登場するのを楽しみにしておきたいところである。

※ 端末画像はHTC EVO 3D

$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

・HTC ISW12HT UAProf
http://www.htcmms.com.tw/Android/KDDI/ISW12HT/ua-profile.xml

Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~