docomo夏モデルのスマートフォン、対応ネットワークを検証してみた
『SoftBankやEMOBILEで使えるスマートフォンは？ - docomo夏モデルのスマートフォン、対応ネットワークを検証してみた』
NTT docomoは4月以降に発売する端末にSIMロック解除機能を搭載している。
そのため、国内でNTT docomo以外のネットワークを使用することが可能となる。
SIMロック解除済みのスマートフォンであれば、他キャリアのSIMを入れてAPN設定をすると他キャリアのネットワークでブラウジング等が楽しめる。
そこで、SIMロック解除機能を搭載したNTT docomoのスマートフォンで、どのキャリアのネットワークを検出してくれるのか検証してみた。
SIMロック解除機能を搭載したスマートフォンはXperia acro SO-02CとAQUOS PHONE SH-12CとAQUOS PHONE f SH-13CとGALAXY S II SC-02CとBlackBerry Bold 9780とP-07CとMEDIAS WP N-06CとOptimus bright L-07CとF-12Cの9機種である。
SO-02Cにはネットワークサーチの項目が無かったので、ネットワークサーチによる確認は出来なかった。
隠しコマンドを利用してService Menuに入ると、Type NumberがAAD-3880112-BVであることを確認した。
AAD-3880112-BVはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上はNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
AQUOS PHONE SH-12Cは発売済みなので、殆ど触っていない。
そのため、使用可能なネットワークの検証もしていない。
AQUOS PHONE SH-12CはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上はNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
AQUOS PHONE f SH-13Cはネットワークに接続可能な状態の端末が展示していなかったので検証することは出来なかった。
メーカー型番と思われる端末もTELECを通過していないので、対応周波数等は不明である。
AQUOS PHONE f SH-13CはmicroSIMを採用しており、他の多くの端末とSIMカードのサイズが異なるため注意が必要である。
GALAXY S II SC-02Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
GALAXY S II SC-02Cのメーカー型番であるSGH-N033はTUVをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
BlackBerry Bold 9780はネットワークサーチの項目を見つけることが出来なかった。
しかし、ハードウェア情報を見ると対応周波数が書いており、3Gバンド 1,2,5,6となっているのを確認した。
W-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V)/800(VI) MHzに対応していることが分かる。
また、BlackBerry Bold 9780の機種番号であるRCM72UWはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上は国内ではNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
P-07Cはネットワークサーチをすると、NTT DOCOMOと44020を検出した。
44020はSoftBankのネットワークなので、NTT DOCOMOとSoftBankのネットワークを検出したことになる。
P-07Cのメーカー型番であるEB-4045はTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
MEDIAS WP N-06Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
TELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
Optimus bright L-07Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
TELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
F-12Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankとEMOBILEを検出した。
メーカー型番であるFMP91-EIFFELでもTELECを通過していないので対応周波数が不明だったが、EMOBILEのネットワークを検出したことによってW-CDMA 1700(IX) MHzに対応していることが判明した。
F-12CはNTT DOCOMO向けのスマートフォンで初めてW-CDMA 1700(IX) MHzに対応することになる。
ネットワークサーチの方法とEMOBILEを検出したところを動画でどうぞ。
F-12CはEMOBILEでも使える稀少なスマートフォンとなりそうだ。
OSはAndroid 2.3.3 Gingerbread Version、チップセットはQualcomm MSM8255 Snapdragon 1GHz、ディスプレイは約3.7インチWVGA(480*800)スーパークリア液晶、カメラは約810万画素CMOSイメージセンサ Exmor for mobileとなかなかのスペックである。
当記事ではネットワークサーチで検出したキャリアを記載しているが、そのキャリアのSIMを入れて使えることを保証しているわけではないので注意していもらいたい。
テザリング機能はSIMロックを解除しているかどうかに関わらず、APNは固定となっておりspモードのみとなる。
参考までに、国内のW-CDMA採用キャリアの対応周波数を。
NTT DOCOMO：W-CDMA 2100(I)/1700(IX)/800(VI/XIX) MHz ※
SoftBank：W-CDMA 2100(I)/1500(XI) MHz
EMOBILE：W-CDMA 1700(IX) MHz
※ W-CDMA 800(XIX) MHzは800MHz帯再編後から使用開始予定。(ハードウェア的には2011年夏商戦向けフィーチャーフォンの一部から対応)
NTT docomoは4月以降に発売する端末にSIMロック解除機能を搭載している。
そのため、国内でNTT docomo以外のネットワークを使用することが可能となる。
SIMロック解除済みのスマートフォンであれば、他キャリアのSIMを入れてAPN設定をすると他キャリアのネットワークでブラウジング等が楽しめる。
そこで、SIMロック解除機能を搭載したNTT docomoのスマートフォンで、どのキャリアのネットワークを検出してくれるのか検証してみた。
SIMロック解除機能を搭載したスマートフォンはXperia acro SO-02CとAQUOS PHONE SH-12CとAQUOS PHONE f SH-13CとGALAXY S II SC-02CとBlackBerry Bold 9780とP-07CとMEDIAS WP N-06CとOptimus bright L-07CとF-12Cの9機種である。
SO-02Cにはネットワークサーチの項目が無かったので、ネットワークサーチによる確認は出来なかった。
隠しコマンドを利用してService Menuに入ると、Type NumberがAAD-3880112-BVであることを確認した。
AAD-3880112-BVはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上はNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
AQUOS PHONE SH-12Cは発売済みなので、殆ど触っていない。
そのため、使用可能なネットワークの検証もしていない。
AQUOS PHONE SH-12CはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上はNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
AQUOS PHONE f SH-13Cはネットワークに接続可能な状態の端末が展示していなかったので検証することは出来なかった。
メーカー型番と思われる端末もTELECを通過していないので、対応周波数等は不明である。
AQUOS PHONE f SH-13CはmicroSIMを採用しており、他の多くの端末とSIMカードのサイズが異なるため注意が必要である。
GALAXY S II SC-02Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
GALAXY S II SC-02Cのメーカー型番であるSGH-N033はTUVをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
BlackBerry Bold 9780はネットワークサーチの項目を見つけることが出来なかった。
しかし、ハードウェア情報を見ると対応周波数が書いており、3Gバンド 1,2,5,6となっているのを確認した。
W-CDMA 2100(I)/1900(II)/850(V)/800(VI) MHzに対応していることが分かる。
また、BlackBerry Bold 9780の機種番号であるRCM72UWはTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、理論上は国内ではNTT DOCOMOとSoftBankのネットワークで使用可能である。
P-07Cはネットワークサーチをすると、NTT DOCOMOと44020を検出した。
44020はSoftBankのネットワークなので、NTT DOCOMOとSoftBankのネットワークを検出したことになる。
P-07Cのメーカー型番であるEB-4045はTELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
MEDIAS WP N-06Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
TELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
Optimus bright L-07Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankを検出した。
TELECをW-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過していることを確認しているので、当然の結果と言えるだろう。
F-12Cはネットワークサーチを行うと、NTT DOCOMOとSoftBankとEMOBILEを検出した。
メーカー型番であるFMP91-EIFFELでもTELECを通過していないので対応周波数が不明だったが、EMOBILEのネットワークを検出したことによってW-CDMA 1700(IX) MHzに対応していることが判明した。
F-12CはNTT DOCOMO向けのスマートフォンで初めてW-CDMA 1700(IX) MHzに対応することになる。
ネットワークサーチの方法とEMOBILEを検出したところを動画でどうぞ。
F-12CはEMOBILEでも使える稀少なスマートフォンとなりそうだ。
OSはAndroid 2.3.3 Gingerbread Version、チップセットはQualcomm MSM8255 Snapdragon 1GHz、ディスプレイは約3.7インチWVGA(480*800)スーパークリア液晶、カメラは約810万画素CMOSイメージセンサ Exmor for mobileとなかなかのスペックである。
当記事ではネットワークサーチで検出したキャリアを記載しているが、そのキャリアのSIMを入れて使えることを保証しているわけではないので注意していもらいたい。
テザリング機能はSIMロックを解除しているかどうかに関わらず、APNは固定となっておりspモードのみとなる。
参考までに、国内のW-CDMA採用キャリアの対応周波数を。
NTT DOCOMO：W-CDMA 2100(I)/1700(IX)/800(VI/XIX) MHz ※
SoftBank：W-CDMA 2100(I)/1500(XI) MHz
EMOBILE：W-CDMA 1700(IX) MHz
※ W-CDMA 800(XIX) MHzは800MHz帯再編後から使用開始予定。(ハードウェア的には2011年夏商戦向けフィーチャーフォンの一部から対応)