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au向けスマートフォンIS11CA (CDMA CAI11)がFCC通過!!

au by KDDI向けのNEC CASIO Mobile Communications製CDMA2000/GSM端末「CDMA CAI11」が2011/03/25付けでFCCを通過した。

FCCIDはTYK-GHV8599。

CDMA CAI11は下記の周波数でFCCを通過している。

824.7~848.31 MHz:CDMA2000 1x N800 MHz
824.2~848.8MHz:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0 MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0 MHz:Wireless LAN

モバイルネットワークはCDMA2000 1x N800 MHz, GSM 1900/850 MHzで通過している。

CDMA2000 1x 2100/N800/800 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応すると思われる。

日本メーカー製の端末はTri-Band GSMに対応している端末も多いが、CDMA CAI11はQuad-Band GSMに対応することになりそうだ。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信はIEEE 802.11 b/g/nに対応している。

リンクスピードはIEEE 802.11 bが11Mbps、IEEE 802.11 gが54Mbps、IEEE 802.11 nが72.2Mbpsでテストをされている。

IEEE 802.11 nは2.4GHz帯のみに対応しており、5.xGHz帯での通信には非対応である。

FeliCaの周波数では通過していないが、FeliCaに対応しているCDMA CA006もFeliCaの周波数ではFCCを通過していなかったりするので、認証情報からFeliCaに対応しているかどうかを判断することは難しい。

FCCでは端末背面の簡易図とラベルが公開されている。

ラベルにはauICカードの挿入方向に関する注意書きが見られるので、au向けの端末でR-UIMスロットを備えていることが分かる。

技適マークの横にある技術基準適合証明を示すRのマークには5つの欄があることが分かる。

この欄には技適を通過した時の各無線種別毎の認定番号が記載されるので、5つの無線種別で技適を通過すると思われる。

5つの無線種別の組み合わせは“第2条第11号に規定する特定無線設備”“第2条第11号の4に規定する特定無線設備”“第2条第11号の8に規定する特定無線設備”“第2条第11号の8の2に規定する特定無線設備”“第2条第19号に規定する特定無線設備”もしくは“第2条第11号に規定する特定無線設備”“第2条第11号の4に規定する特定無線設備”“第2条第11号の8に規定する特定無線設備”“第2条第19号に規定する特定無線設備”“第2条第19号の2に規定する特定無線設備”になるであろうと考えられる。

EV-DOマルチキャリア(WIN HIGH SPEED)に対応している前者の組み合わせだと嬉しいかもしれない。

FCCではCAI11として通過しているが、au向けの端末なので正確な製造型番はCDMA CAI11でしょう。

CDMA CAI11は型番規則より、ISシリーズのスマートフォンになると考えられる。

数字が11となっているので、モデル番号はIS11CAになると考えて間違いない。

CASIOらしいタフネススマートフォンになるのでしょうか。

au向けの夏モデルには多くのスマートフォンが登場しそうなので楽しみである。

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・FCC (NEC CASIO CDMA CAI11)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=801434&fcc_id='TYK-GHV8599'

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