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docomo スマートフォン Optimus Pad L-06Cレポート

docomo スマートフォン Optimus Pad L-06C(以下、L-06C)を触ってきた。

マーケットに入ろうとすると次の画像のようなダイアログが出てマーケットには入れなかったため、様々なアプリケーションをインストールして試すことは出来なかった。

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今回触った端末は試作機なので端末を評価するのは難しいが、どのような端末なのか感覚は掴めると思う。

L-06Cは8.9インチWXGA(1280*768)液晶を搭載しているが、片手で持って操作することも不可能ではない感じだ。

フロントにはハードウェアキーは搭載しておらず、左下に表示されるソフトウェアキーを使って操作する。

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リアには2個のカメラを搭載しており、LEDライトも備えている。

2個のカメラの間にNTT docomoロゴ、その下にwith Googleロゴ、その下にOptimus Padロゴと型番が入っている。

底面には各種端子類が備えられている。



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L-06CはOSにAndroid 3.0 Honeycomb Versionを採用している。

動画を見てもらえば分かるが、Android 1.xやAndroid 2.xとはUIが大きく異なっている。



画面ロック解除は真ん中の円を外に出すような操作で行う。

ホーム画面の面移動はとても滑らかであった。

画面の左に下に表示されているソフトウェアキーは、左からクリア、ホーム、マルチタスクとなっている。

時刻や各種ステータス等は右下に表示されている。

Android 1.xやAndroid 2.xと比べてマルチタスクの使い勝手が向上しているように感じた。

ホーム画面を長押しすると、上半分にホーム画面の各面が表示されて下半分に部にアプリケーションやウィジェットや壁紙の一覧が表示される。

大画面高精細なディスプレイに、アプリケーションやウィジェットを自由に配置することが可能だ。

設定項目では各種設定が出来たり端末情報が見ることが出来る。

無線とネットワークの設定を見ると、テザリング機能に対応していることが分かる。

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タブレット情報を見ると、モデル番号・Androidバージョン・ベースバンドバージョン・カーネルバージョン・ビルド番号を見ることが出来る。

モデル番号はL-06C、Androidバージョンは3.0、ベースバンドバージョンはL06C-V09a、カーネルバージョンは2.6.36.3-00001-gc9596d7 jungsik.sin@Atena #3、ビルド番号はstardocomo-userdebug 3.0 HRI39 v09a.41B26462 test-keysとなっている。

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言語は、英語・スペイン語・フランス語・韓国語・簡体中国語・繁体中国語・日本語に対応している。

グローバルモデルなだけに、多言語に対応している。

ストレージの項目を見ると、合計容量・メディアの使用状況・アプリケーションの使用状況・空き容量が分かる。

外部メモリには非対応となっているが、内蔵メモリが多いのであまり気にならないかもしれない。

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画面の回転をONに設定しておくと、ホーム画面は端末の向きに応じて4方向に回転する。

試作機であるせいか、少し画面の回転が遅い感じがした。

標準ブラウザを操作してみた。

動画を見ていただいた方が分かりやすいかと。



タッチパネルの反応も良く、表示速度も速かった。

スクロールも滑らかに感じた。

ブラウザの回転もホーム画面と同様に端末の向きに応じて4方向に回転する。

マルチタッチでの拡大縮小の操作はまずまずだった。

ただ、激しくマルチタッチで拡大縮小をしたり激しくスクロールをすると、ページの読み込みが終わっているにも関わらず表示が追い付いてこないこともあり不満に感じた。

概ね印象は良かったが発売までにもっとチューニングされると思うので、改善してもらいたいところである。

大画面高精細のディスプレイで超快適にブラウジングが出来るようになっていることを願いたい。

動画の中では操作していないが、ブラウザのタブをワンタッチで閉じたりすることが可能である。

ブラウザで戻る・進む・更新・ブックマーク・ページ内検索等の操作もワンタッチで可能となっている。

ブラウザの操作で当ブログにアクセスした際に、User Agentを取得しておいた。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.0; ja-jp; L-06C Build/HRI39) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13

次に地図を操作してみた。



動画を見ていただければ分かるが、マルチタッチの操作で少し課題がありそうだ。

マルチタッチでの拡大縮小及び回転は概ね良好であるが、マルチタッチでの拡大縮小はデータ通信中は重くなっているせいか反応が遅れたり反応しない時もある。

ダブルタップやスクロールに関しては大きな不満は無かった。

カメラのUIを見てみた。



どのようなUIかは動画を見ていただいたら分かりやすいかと。

シャッターキーは画面上に表示されており、シャッターキーの周りを囲む各種キーで設定を行う。

ズームはデジタルズームであるが4倍まで可能である。

3DCamcorderというアプリケーションも入っている。

このアプリケーションで3D撮影が可能だ。

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L-06Cにはeトリセツが内蔵されており、端末上で取扱説明書を閲覧することが可能だ。



取扱説明書をデータ化することは環境や初心者にも優しいと思う。

電子書籍みたいな感じで操作することが出来る。

ページをフリックで捲るのは反応があまり良くなかったので、ページの下に表示されている<<キーと>>キーでページを送った方が操作しやすかった。

左には目次も表示されているので、ワンタッチで目的の項目に飛ぶことも可能である。

全体を通して動作は良好であったが、まだまだチューニングしなければならないなと感じる部分も多かった。

マーケットには入れなかったせいでベンチマーク系のアプリケーションを利用してデュアルコアのパワーや性能を測定することが出来なかったのは残念だった。

タッチパネルの感度も良く概ねサクサクしていたが、製品版は更に良くなっていることを期待したい。

個人的には、非常に期待している端末の一つである。

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