『SHARPがau向けに2機種のAndroid端末を投入か!?』

SHARP製のAndroid端末「NB30 」と「NB30DP 」がBluetooth認証を通過したことにより、2機種のAndroid端末が存在することが判明した。

NB30とNB30DPは共にQDID:B016107・B016342・B015697のBluetoothモジュールを搭載しているが、Bluetooth認証のページに書いてある内容が異なるので、コンセプトの異なる端末ではないかと推測する。

それぞれのBluetooth認証ページには下記のように記載されている。

NB30

・Phone

NB30 is a mobile phone designed by Sharp Corporation. The device is pre-installed with a Synergy Bluetooth technology Host Subsystem-DCI (B015697) and Synergy for Android (B016342).

NB30DP

・Handheld

NB30DP is a wireless PDA designed by Sharp Corporation. The device is pre-installed with a Synergy BT Host Subsystem-DCI (B015697) and Synergy for Android (B016342).

上記のように記載されているが、まず一番最初に目につくのは商品属性の部分。

NB30は「Phone」になっているのに対し、NB30DPは「Handheld」となっている。

Handheldとは主にスマートフォンやPDA等に用い小型サイズサイズのコンピュータの総称である。

また、本文にもNB30は「mobile phone」となっているのに対し、NB30DPは「wireless PDA」となっている。

敢えてmobile phoneとPDAを使い分けているということは、NB30とNB30DPの商品の属性が異なるからと考えるのが妥当ではないかと思う。

mobile phoneはスマートフォン以外の携帯電話を指していると考えられる。

SHARPはケータイライクなAndroid端末を開発しているという情報もあり、それと合致する。

そして、PDAと記載されている方はスマートフォンである可能性が高く、スマートフォンが欲しいという層も取り込む狙いがあるのではと推測する。

NB30とNB30DPは3つのBluetoothモジュールを搭載し、いずれもBluetoothモジュールは同一である。

3つのBluetoothモジュールの内1つはC250と同一のモジュールとなっている。

C250はau向けの開発された携帯電話端末「CDMA SH006」のことである。

NB30とNB30DPは今までのau向け端末のメーカー型番とは異なるような気がするが、以上のことより2機種ともau向けに投入される可能性が高いと思われる。

因みに、以前に通過していたCDMA Smartphoneとはどちらも異なるデバイスである。