09年 5月 7日(木)


大阪厚生年金会館芸術ホールで

13時から行なわれた

音楽劇「三文オペラ」を観賞。


初演から約80年たった今もなお

世界中で愛され続けている、

劇作家ブレストの最高傑作「三文オペラ」を、

宮本亜門さんが演出。


主演の窃盗団の親分「メッキ」を、三上博史。

彼と結婚する美しい娘「ポリー」を、安倍なつみ。

ポリーの父親で、メッキと敵対するピーチャムを

デーモン小暮閣下が演じるなど、

興味深い個性派キャストが勢ぞろい。


キャスト全員が、白塗りの顔で登場します。

デーモン小暮閣下はもともと白塗りですが。


音楽劇ということで、

舞台の下手側上段に、バンドがスタンバイ。

生演奏で舞台を盛り上げます。

生の音楽はいいですね~。


三上博史さん自ら訳詞を手掛けておられ、

過激でインパクトのある歌詞に惹きつけられました。


米良美一さんがストーリーテラー兼、

3部構成の休憩時間が終わって、

舞台を再開する前のMCをされていました。


「ゴールデンウィークが終わって平日の昼間なのに、

皆さんは何をしているんですか?」など、

アドリブのMCも面白かったです。


さて、肝心のなっちですが、

東京の舞台を観たファン様の感想などで予習し、

あらかじめ、どんな役かはわかっていたので、

三上さんとのラブシーンをはじめ、

特にとまどいなく観ることが出来ました。


女優さんとしてのなっちを初めて生で観ましたが、

華もあり、存在感もあり、もちろん歌も上手く、

すごく魅力的でした。


休憩時間も含め、3時間15分ぐらいの舞台でしたが、

全く飽きることなく、刺激的な時間でした。

ありがとうございました。


終演後、楽屋にお邪魔させていただくと、

「こんな顔のままですいません」と、

白塗り顔のなっちが現れました。

白塗りでも十分にかわいいなっち、

いや、ポリーでした。


この舞台が終わると、コンサートツアーが始まります。

「(コンサートでは)いつものなっちに戻ります(笑)」


大阪は、6月20日(土)御堂会館です。

いつものなっちに会いに行こう!