クラミジアで卵管閉塞 | 南フランス☆bébé待ちJournal

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南フランスにて、不妊治療をスタートしました。
38歳、左卵管閉塞といわれ腹腔鏡によるセリオスコピー実施。
手術をしてみたら実際には両側卵管閉塞&狭窄が発覚、一挙にFIV(体外受精)に進む事に。

妊活を初めて、最初にぶち当たった問題、
過去のクラミジア感染症による、卵管閉塞。


クラミジアがどういう病気なのかも、それまで全く知りませんでした。

この病気の厄介なところは、男女共に特に大きな症状があらわれにくいという事。
そして気づかないうちに感染は進行し、女性の場合、子宮頸管、腹腔内に侵入して、
卵管炎をおこし、卵管の癒着が発生して子宮外妊娠や不妊症の原因となります。
子宮頸管 (子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎 をおこします。

その後、腹腔 内に進入し、骨盤 内で様々な症状が出ます。

更に感染が進むと、肺にまで影響を及ぼす場合もあります。


私自身、いつ感染していたのか、さっぱりわかりません。
旦那氏は血液検査陰性でしたので、旦那氏経由でない事は確かです。
以前に私が感染して、その後何かで服用した抗生物質のせいで勝手に治癒していた物みたいです。
というかクラミジアはこんな感じで治癒していて気づかないというケースがとても多いそうです。


クラミジア自体は、抗生物質を服用すればすぐに治癒できる病気なのです。
ただ、気づかないのが怖い。
本当に、この検査、1年に1回の婦人科検診などでもっと若いうちから定期的に必須検査にするべきだと思います…。



2012年の夏から本格的に不妊治療専門医の扉をたたいた私達
まず第一ステップとして、腹腔鏡によるCoelioscopie(セリオスコピー)を行う事を提案されました。

これをする事で、卵巣、卵管、及び子宮の状態をエコー以上に確認する事ができ、同時に癒着部分を剥離する事もでき、自然妊娠、人工授精の確率が上がるからです。




というわけで、2012年9月末、セリオスコピーオペを受けました。