JavaScriptがわかっている人向けに書かれたTypeScriptの解説書。

 

ということはつまり、TypeScriptで追加された、

静的型に関する話がほとんどになるわけで。

 

コンパイラがエラーになる挙動についてずっと書かれているということなので、

ちょっとつまらない本になってしまっているかも。

 

言語の設計思想についての解説っぽいこともしばしば出てきますが。

変数の型が素晴らしいものであることを大前提に、

こんなに型がついて素晴らしいというものになっていて。

 

著者の様に、C#から入ってJavaScriptを使わないといけなくなった、

という人にとっては静的型が素晴らしいのは自明なのかもしれませんが、

タイトルにはJavaScriptプログラマのためと書いてあるわけで。

 

JavaScriptをいやいやじゃなくきちんと勉強したなら、動的型の魅力も理解している人はそれなりに多いはず。

となると文中にある思想の部分はあまり響かないのではないかなあ。

 

 

とはいえ静的型が便利で必要な局面があるのは確かで、

TypeScriptを導入する以上はそのメリットを享受したい状況なのは確かでしょうし。

そのために必要なことは書いてある。

役に立つ本であることは間違いありません。

 

また、言語はどんどん進歩していくものなので、

この手の本は少し古くなると買いにくくなるものですが。

 

この本の場合、Kindle版のみとはいえ非常に安価にバージョンアップした機能のみを書いた冊子レベルの本を売っているので、

多少古くなっても買いやすいですね。

それも利点です。

 

 

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「Running Lean ―実践リーンスタートアップ」を読んで

テーマ:
リーンスタートアップについて、図などを多用して分かり易く記述した本。

分かり易く具体的な記述がされている半面、
本質的な原理の説明とかはあまり書いてありませんね。
文章が長くなるのを嫌ったかな。

起業の時に使う教科書的な位置づけのはずですが。
いいんでしょうか。

まあ文章読むのが苦手でも起業や新製品開発が得意な人はいるわけで、
こういう本もいいのかもしれませんが。

私としては、同じテーマでもっと文字が多い本が他にあるので、
そちらのほうがいいような気はしました。

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)/オライリージャパン
¥2,376
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「リーン・スタートアップ」を読んで

テーマ:
リーン・スタートアップの原理と実践の方法を、きちんとした文章で解説した本。

リーン・スタートアップの本はいろいろ出ていますが、
それに比べれば初心者向けではないかもしれません。
が、技術書に比べれば特に難しいというわけでもなく。

きちんと内容の原理まで理解するのなら、最低このくらいは読んでおいたほうがよい程度の内容です。

リーン・スタートアップ/日経BP社
¥1,944
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「SEは死滅する 技術者に未来はあるか編」を読んで

テーマ:
現状のSIer業界の矛盾点を指摘した本。

基本的に現状のIT土方にダメな点が数限りなくあることは疑いようもないので、
誰にでも書ける本と言えば書ける本。

ただ、分析は鋭いように思う。

本当に鋭いとお墨付きを与えるほど私は業界の全体像を理解していないので、
これ以上は褒めようがないのだが。

たぶん良い本。

SEは死滅する 技術者に未来はあるか編/日経BP社
¥1,620
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「ASP.NET MVC5実践プログラミング」を読んで

テーマ:
最新のASP.NETである、
ASP.NET MVC5について解説した本。

基本的には誰にでもわかる系の、
手順を丁寧に解説している本ですが、
結構いろいろなことについて詳しく書いてあります。

そんなボリュームでもないので、
どっかは削ってあるはずですが、比較検討しないとどういう記述がないのかあまりわかりませんね。

お得な本です。

ASP.NET MVC5実践プログラミング/秀和システム
¥3,780
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「プログラミングMicrosoft ASP.NET MVC 第3版」を読んで

テーマ:
ASP.NET MVCの様々な要素について、
具体例とかではなく個々の仕組みについて懇切丁寧に解説した本。

文章も分かり易いですが、いきなり全部理解するのは難易度が高いかな。
実際にプログラムをしながら、何度も読み直す類の本ですね。

プログラミングMicrosoft ASP.NET MVC 第3版ASP.NET MVC 5 対.../日経BP社
¥6,480
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「その数式、プログラムできますか?」を読んで

テーマ:
STLを作った人が書いた、

数学の内容は群論の範囲という説明であっているのかな。
全く違った種類の値を、
可能な演算の種類で分類することによって、
まとめて扱うことができるというもの。

たしかにC++のテンプレートはそれが可能になっていますね。

実際のところ、intとdoubleに対して、
完全に同じ記述で同等の計算が可能というのは、
なかなか本質的な記述ができるように作ってあるものです。

JavaとかC#のジェネリクスではここまではできませんね。
まあ可能な計算をいちいちインターフェースで明示的に定義して数値型を再定義すればできますが。

そしてそれはたまたま出来るようになったわけではなく、
この本で解説してあるような数学の理論を反映して、
出来るように設計してあるようです。

この本にあるような事例を実際にプログラムに組むのは難しいかもしれませんが、
慣れれば応用できる範囲はあるのかな。

実際に使いこなせれば美しいプログラムが欠ける局面がありそうではあります。


また、実際にプログラムを書くときに応用しなくても、
数学の歴史をわかりやすくまとめた本としても面白い本ですね。

その数式、プログラムできますか?/翔泳社
¥2,808
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「APIデザインケーススタディ」を読んで

テーマ:
実際にRubyの標準ライブラリを作成した人が書いた、
ライブラリのAPIのデザイン時に考えるべきことをまとめた本です。

Rubyのライブラリというと、いろいろ凝ったものもありますが、
ここに載っているのはそういうものではなく、
OSの機能を薄くラッピングしたようなものです。
だから、Rubyに限らず一般的なライブラリの設計の参考になります。

さすがに使いやすいと評判のRubyのライブラリ、
様々なユーザーにバランスよく配慮し、うまくラッピングしてありますね。

慣れたやり方というのは人それぞれに違いますから、
全てを満足させることは不可能でしょうが。
多くの要望に美しく対応しています。

プログラムをやっているなら、一度は読んでおくべき本ですね。


APIデザインケーススタディ ~Rubyの実例から学ぶ。問題に即したデザインと普遍の考え方 (.../技術評論社
¥3,002
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Windows 10になって作れるようになったUWPアプリの作り方を、
実例を挙げつつ解説した本。

手順に沿って作っていけば、
きちんとしたMVVMアーキテクチャの使い方が学べつつ、
簡単なゲームまでできてしまうので、
わかりやすく学べます。

XAMLとC#によるUniversal Windows Platform アプリ開発/作者不明
¥価格不明
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「C#実践開発手法」を読んで

テーマ:
C#によるアプリケーション開発技法のうち、
特に最新の設計手法を解説した本。

最新と言っても考えられたのは割と昔ですが。
現在実務で導入する選択肢としては最新と思って勉強してよいはずです。
よほど先端開発なら別ですが。

大体はSOLID原則ですね。

一部.NETに合わない手法もあるようにも思うのですが、
新しいものへの反対はとりあえず試してみてからやらないと意味がないですからね。
とりあえず使いこなせるようにならないと。

もちろんアジャイル前提なので、その辺の説明もあります。
開発手法も含めて最新にしないといけないということですね。

.NETでの設計で最先端に追いつこうとするためには、
最適な書物と言えるでしょう。

きちんと使いこなせるようにならねば。

C#実践開発手法 (マイクロソフト公式解説書)/日経BP社
¥5,400
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