「プログラミングMicrosoft ASP.NET MVC 第3版」を読んで

テーマ:
ASP.NET MVCの様々な要素について、
具体例とかではなく個々の仕組みについて懇切丁寧に解説した本。

文章も分かり易いですが、いきなり全部理解するのは難易度が高いかな。
実際にプログラムをしながら、何度も読み直す類の本ですね。

プログラミングMicrosoft ASP.NET MVC 第3版ASP.NET MVC 5 対.../日経BP社
¥6,480
Amazon.co.jp
AD

「その数式、プログラムできますか?」を読んで

テーマ:
STLを作った人が書いた、

数学の内容は群論の範囲という説明であっているのかな。
全く違った種類の値を、
可能な演算の種類で分類することによって、
まとめて扱うことができるというもの。

たしかにC++のテンプレートはそれが可能になっていますね。

実際のところ、intとdoubleに対して、
完全に同じ記述で同等の計算が可能というのは、
なかなか本質的な記述ができるように作ってあるものです。

JavaとかC#のジェネリクスではここまではできませんね。
まあ可能な計算をいちいちインターフェースで明示的に定義して数値型を再定義すればできますが。

そしてそれはたまたま出来るようになったわけではなく、
この本で解説してあるような数学の理論を反映して、
出来るように設計してあるようです。

この本にあるような事例を実際にプログラムに組むのは難しいかもしれませんが、
慣れれば応用できる範囲はあるのかな。

実際に使いこなせれば美しいプログラムが欠ける局面がありそうではあります。


また、実際にプログラムを書くときに応用しなくても、
数学の歴史をわかりやすくまとめた本としても面白い本ですね。

その数式、プログラムできますか?/翔泳社
¥2,808
Amazon.co.jp
AD

「APIデザインケーススタディ」を読んで

テーマ:
実際にRubyの標準ライブラリを作成した人が書いた、
ライブラリのAPIのデザイン時に考えるべきことをまとめた本です。

Rubyのライブラリというと、いろいろ凝ったものもありますが、
ここに載っているのはそういうものではなく、
OSの機能を薄くラッピングしたようなものです。
だから、Rubyに限らず一般的なライブラリの設計の参考になります。

さすがに使いやすいと評判のRubyのライブラリ、
様々なユーザーにバランスよく配慮し、うまくラッピングしてありますね。

慣れたやり方というのは人それぞれに違いますから、
全てを満足させることは不可能でしょうが。
多くの要望に美しく対応しています。

プログラムをやっているなら、一度は読んでおくべき本ですね。


APIデザインケーススタディ ~Rubyの実例から学ぶ。問題に即したデザインと普遍の考え方 (.../技術評論社
¥3,002
Amazon.co.jp
AD
Windows 10になって作れるようになったUWPアプリの作り方を、
実例を挙げつつ解説した本。

手順に沿って作っていけば、
きちんとしたMVVMアーキテクチャの使い方が学べつつ、
簡単なゲームまでできてしまうので、
わかりやすく学べます。

XAMLとC#によるUniversal Windows Platform アプリ開発/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

「C#実践開発手法」を読んで

テーマ:
C#によるアプリケーション開発技法のうち、
特に最新の設計手法を解説した本。

最新と言っても考えられたのは割と昔ですが。
現在実務で導入する選択肢としては最新と思って勉強してよいはずです。
よほど先端開発なら別ですが。

大体はSOLID原則ですね。

一部.NETに合わない手法もあるようにも思うのですが、
新しいものへの反対はとりあえず試してみてからやらないと意味がないですからね。
とりあえず使いこなせるようにならないと。

もちろんアジャイル前提なので、その辺の説明もあります。
開発手法も含めて最新にしないといけないということですね。

.NETでの設計で最先端に追いつこうとするためには、
最適な書物と言えるでしょう。

きちんと使いこなせるようにならねば。

C#実践開発手法 (マイクロソフト公式解説書)/日経BP社
¥5,400
Amazon.co.jp

「人月の神話」を読んで

テーマ:
1975年に書かれた古典中の古典。

プラスして、1986年の「銀の弾丸はない」がついてます。

読んでみると、驚くほど古びていません。
さすがにこれだけで今の最新開発に応用するには古すぎるとは思うので、
歴史的書物であることは確かですが。

アジャイル系の開発でなければ、3割くらい知識を更新すれば現代に通用するのではないかな。

少なくとも原理的には、コンピュータができて30年以内にはすでにだいたい完成しているのですね。

プログラム開発についての理念を実際に実現するのが、
どれだけ難しいかということでもありますが。

「人月の神話」、「セカンドシステム症候群」なんかは今でもそのまま使える教訓です。

現在だけを見ていては未来は見通せません。
過去と現在の差を知ることで未来を知ることができます。

そういう意味で、この本は貴重な本ですね。
この時代でやっと現代からちょっと遠ざかったくらいですから、
これより近いものだとあまり歴史を学ぶことはできないでしょう。

人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing seri.../ピアソンエデュケーション
¥3,132
Amazon.co.jp

「ソーシャルマシン」を読んで

テーマ:
最近話題になっている、IoTの未来について語った本。

タイトルにソーシャルマシンとありますが、
この本では一つ一つのマシンがフェイスブックのアカウントを持つような未来像が語られます。
その時点でちょっとこの本大丈夫なのか、と思ってしまいましたが、
あくまで比喩で言っているだけのようです。

考えてみると、この本で扱っているのは、
今までのプログラムやシステムの概念とは外れた。
新しい概念で語られるコンピュータシステム、ということになります。

最初はそういう概念的な比喩で始めるのがわかりやすいのでしょう。

そして本書はそれだけではなく、きちんと具体的な内容についても詳し言及していますので、
心配はいりません。

実際にIoT機器の開発経験も多い人のようで、
具体的な機械の要件やビジネスモデルまで含めた、
実用的な解説が続きます。

最近の変化に強いWebプログラミングの側面と、
昔ほどではないが変化に弱いハードウェア開発の側面を両方持っているので、
これまでにないノウハウが必要となってくるようですね。

付け焼刃で参入は難しそうですが、
大きな可能性が広がっていそうな分野でもあります。

今のうちからよく学習し、検証、考察を進めておくべきでしょう。
今、ぜひこの本を読んでおくべきですね。

ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス (角川EPUB選書)/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
¥1,512
Amazon.co.jp

「C#エンジニア養成読本」を読んで

テーマ:
C#に関連する最新事情をいろいろ書いた本。

C#自体の歴史から、C#の基本、
そして最新の開発手法を適用するための方法まで、
幅広い情報を扱っています。

ただちょっと幅広すぎる気はしますね。
最新情報を幅広く扱うわりに、
C#の基本なんかも書いてあり、
どういう層に向けているのか。

上級者には記述が簡単すぎる部分も多いですが、
まあそうでない奥の深い記述もある。

初心者はこの本をどう読むのか。
C#初心者だが造詣は深い技術者だと面白いのかもしれません。

まあどんな読者にせよ、役に立たない部分はないとは言えるかもしれません。
自分に合わないところは読み飛ばしつつ読むのが良い本なのかも。


C#エンジニア養成読本 (Software Design plus)/技術評論社
¥2,138
Amazon.co.jp
C#を実践的に使いこなしている作者が、
自分の現在の経験に基づき、
思うところを述べた本。

経験に基づきというところが、
この本や、この作者の最近の本の特徴だと思います。

普通、技術書というと確実な事実を書いてあるものが多い。
それはもちろん有用な情報なのですが、
現実に開発していく上では、それだけではなく、
もうちょっと経験則というか、そういうあいまいな根拠に基づく情報も必要となります。

普通そういう情報は、自分で頑張って身に着けるか、
身近にいる経験豊富な人に口頭で聞くしかなかった。
あとはネットのブログを検索するなどという方法もありますが、
ブログは玉石混交なので、信頼性の検証がやりにくいですね。

この作者は最近、C#についての本を数多く出しているので、
そういう本人の経験則的な部分を書くことが増えています。

そういうことを書いた本はなかなかないので、
貴重な本となっていますね。

ただ、当人の経験を書いているだけなので、
怪しいところは怪しいと思います。
利用は自己責任で、ということになりますね。

C# 6 実践的プログラミング[入門]講座/川俣 晶
¥2,894
Amazon.co.jp

「Effective JavaScript」を読んで

テーマ:
JavaScriptの使い方についていろいろ書いた本。

JavaScriptはなかなか面白い性質のある言語で、
JQueryのような非常に高度なAPIを記述する力が半面、
基本機能を利用するだけでいろいろと落とし穴があったりします。

この本は、その全体について記述した本。
細かい部分についてのテクニックが重視されているので、
JavaScriptのすごい面とめんどくさい面の両方が浮き彫りになっています。

いろいろな側面が記述されているので、
ある読者にとって面白い部分も面白くない部分も両方あることでしょう。

まあ緩急をつけながら読んでいけばいいですね。

しかし、この本は買ってから読むまでに結構時間がたってしまっていたのですが、
そういっている間にES6が出てきたりしています。
細かいテクニックだと、言語が変化した影響がおおいので、今なら新しい本を買った穂具合いかもしれませんね。

Effective JavaScript/翔泳社
¥3,456
Amazon.co.jp