基本的にはC#の入門書。

 

ただし、タイトル通りイディオムや定石という観点でまとめてあります。普通に機能別に機能を並べたのとそんなには変わらないのですが、結構あちこちでメリットが出ているようです。

 

そもそも最近のプログラミング言語の特徴は、機能には現れませんからね。ある言語で実現できる機能は、他のたいていの言語でもできる。

 

違いがあるのはイディオムや定石の方です。それで、人間にとって使いやすいかどうかが決まる。

そして、人間が意識するのもイディオムや定石です。

 

なので、イディオムや定石に注目した方がわかりやすいまとめになります。

まあ微妙な違いといえば微妙な違いなのですが。

そこが結構よい本になっていると思います。

 

初心者が学ぶのにもいいのではないかと思います。

ただ私は初心者ではないので、本当にいいかどうかはわかりませんが。

 

 

 

AD

すごいプログラマーがどのように人と付き合うかを書いた本。

もちろんすごいプログラマーでも人づきあいが大事なのは間違いない。

一人でプログラムだけ作っていては誰も使われずに終わるだけだし、誰の意見も聞かずに完全なアプリを作れる人はいない。

なのでコミュニケーションは大事。

 

しかし読んでみると、コミュニケーションといっても理性的な範囲で収まっているようで少し安心。

飲みにケーションに参加してウェーイとか言っていろ、とは書いてありませんでした。

 

必要な情報を必要なだけ交換できるよう、適切に行動するためのノウハウってところでしょうか。

 

とはいっても感情的な部分が全くないわけでもないです。

特に、HRT(謙虚・尊敬・信頼)を大事にしろというのはこの本の全体を通して何度も何度も出てきます。

 

人格をちゃんとして、あとは合理的にしていれば済む。

それならギークなプログラマーでもできそうですね。

 

AD

「ThoughtWorksアンソロジー」を読んで

テーマ:

ソフトウェア開発技術の世界を本当に先導しているThoughtWorksの社員が、ソフトウェア開発について書いた記事を集めた、まさに世界最先端を見せる本。

 

この会社はDIやマイクロサービスの発祥にかかわるなど、本当に最先端です。

 

といっても本が10年前の本なので、10年前の世界最先端ですが。だからこそわかるすごさもあります。

この時代からDevOpsやマイクロサービスに至る流れが推奨されていたりしますし。

 

そうやって、世界に広まるまでの技術を最先端でどのように開発しているのかが分かる本でもあります。

そうではなくても、普通の会社だとまだまだこの本に追いついていないことは多いので、取り入れるところは多いでしょうね。

 

すごい本です。

 

 

 

AD

PowerPointを使ってわかりやすいプレゼンを行う方法を解説した本。

 

書いてある内容も分かりやすいですし、すぐに使えることも多いですし、おすすめですね。

 

ただ、PowerPointの直接の使い方を示した部分については、ちょっとお勧めしたくない面もありました。

ツールにある機能を使わず、自分の好みのやり方を通すんだ、というやり方でツールを使うと、いろいろ不備が出ることが多いのですが。そういうのが少し混ざっていたのは残念。

 

 

Ruby on Railsを生んだ、

小さいけれど質で考えれば世界でもトップクラスのソフトウェア会社であることは疑いのない、

BaseCamp(旧37signals)の理念を書いた本。

 

技術的な話はほとんど書いてないですが、

これを実践すればアジャイル的に非常に高品質な開発ができるようになることは間違いなさそう。

 

下っ端でも即実行できそうなことも多く書いてありますが、

そのまま経営の上のほうまで通用するほど本質的です。

 

一度読んだくらいでは褒め方がわからないですね。

何度も読んでみなくては、と思わせる本です。

 

 

「ピープルウエア 第3版」を読んで

テーマ:

第1版から数えると歴史のある本ですが、普遍的な事柄を扱っていますし、また事例は新しいものに書き換えられているようなので、現代にも完全に通じる本です。

 

ソフトウェア開発について大切なのはそれを作る人間についてのことであるというのは、繰り返し指摘されていますが、そのうち最も有名な本でしょう。

 

繰り返し指摘されているとはいっても出版されている技術書なんかは技術についてのものがほとんどですからね。

やはりあまり注目されていない分野ではあるようで、有名な書籍というのはそんなに数があるわけではありません。

 

ということで。ぜひ読んでおかねばならない本でしょう。

 

 

経験豊富なプログラマーが、C#でのデバッグの方法について、細かくいろいろ書いた本。

 

デバッグというのは経験がものをいうところが多いので、なかなか役に立つ本になっています。

網羅的に様々なテクニックが載っている。

 

ただ、さすがに多少意見が古くなっているところはあるようなので、そこは気を付けて読む必要があるかもしれませんね。

 

外部ライブラリはデバッグのときに困るからなるべくライブラリは自作しろとかいうのは最近は古いのではないかなあ。

古いと断言はできませんが。

 

デバッグという分野はそんな目の覚めるようなすごいテクニックがあるわけでもないとは思いますが、

一度通して読んでおく価値は確実にあると思います。

 

 

「Microservices on Azure」を読んで

テーマ:

マイクロサービスは最先端のアーキテクチャであるため、

フレームワークを一つ導入するだけで作れるようなものではありません。

 

いやだって、一つのシステムを別々のWebサービスに分けて作って、バージョンアップを含めそれぞれ独自にメンテナンスするなんて、10年前だったら机上の空論で不可能、の一言で終わったでしょう?

 

それを実現するためには、アジャイルやDevOpsなんかを自由に使いこなさないといけません。

そのうえでそのために用意されたいろいろなツールを便利に使いこなす必要があります。

 

で、Azureにはそのための便利な機能がいろいろ用意されているので使いましょうという本。

 

そういうことなので、根本のアジャイルやDevOpsの説明から始まり、具体的なツールの使い方まで話が続きます。

 

ツールの使い方だけ説明しても、前提条件が分かっていないと全く使いこなせないうえに、「このツール使えねー」とツールのせいにされて終わりますからね。

こんな本は絶対必要です。ぜひ読んでみましょう。

 

 

 

技術書というものはすぐに内容古くなってしまうものだが、

1971年に出ていまだに読み継がれる数少ない本。

 

プログラミングそのものではなく、プログラミングを行う人間やその集団の性質について解説した本。

 

読んでみると、内容がまるで古くなっていないことに驚かされる。

具体的なプログラムの記述はPL/Iだったりして古くなっているのだが、

他の部分はまるで最近のことを書いているかのようで、オーパーツを見ている部分。

 

人の行動というのはコンピュータのようには変わらないものなのだということが分かる。

そして、書いてある助言の内容もずっと変わらず役に立つ。

 

この調子だとあと40年たっても人間は変わらなそうなので、ずっと持っている価値のある本だと言えるだろう。

 

 

「マイクロサービス with Docker on Azure」を読んで

テーマ:

DockerとAzureの機能を使ってマイクロサービスを構築する方法について解説した本。

 

最近の最先端の開発ではDevOpsが当たり前になってきているようで、運用関連の知識もしっかり身につけないと、この本に書いてあるような最新の開発はできないもようですね。

私はもともと開発の方面の人間だが、勉強範囲が倍くらいに広がったのでなかなか大変です。

 

かといって開発分野の方もアジャイルやら自動化やらをきちんと身につけないとこっちもついていけませんし。

 

それらについて考え方から具体的方法などについてきっちり紹介した本なので、なかなか難易度がたかい。

どちらかというと運用の方がボリュームがあったと思いますが。

 

もうちょっと知識を増やしてから再度読み直さねばならない本だと思いました。