お話とは直接関係ありません。イメージ画像です。
アステパル国という国がその昔、トルコの辺りにありました。
恐ろしい国と評判がありました。
なぜかというとアステパル国は、高い城壁で国をぐるりと、囲むように建っていました。
アステパル国に入った旅人や商人も誰一人として出てきません。
奴隷として働かされているとか、食われてしまったとの噂も、
まことしやかに伝わり、アステパル国へ近づく人は誰もいなくなりました。
ある時この噂を何も知らない吟遊詩人がいました。
アステパル国へと竪琴を弾きながら入って行きました。
吟遊詩人は年の頃、20歳ぐらいの若者です。
髪の毛は肩にかかるほどの金髪が風になびき、とても美しい人です。
歌声はカナリヤよりも美しく、緑の木々も感動して、そよ風を送ります。
珍しい旅人なので、皆近寄ってきます。
この吟遊詩人の評判が、アステパル国の女王様の耳に入りました。
それで女王のいる宮殿に呼ばれました。
清潔な街と、美しく緑に覆われた街と宮殿です。
あまりにも美しい歌声に、女王も家来たちも街の人たちも、
皆涙が止まらなく溢れてきました。
歌い終わると女王が言います。
ある時、旅人の中に、この国を狙う遠い国の手下が来て、
あわやこの国を取られようとした時に、王子が闘い、
この国をねらう手下を討ち果たしてしまいました。
この国では殺人を犯すと、どんな立場の人でも石になってしまうのです。
麗しい心を持った人が来て、この国をたたえてくれたら、
王子の魔法は解けます。
今までは、もう他の国の人が来ないように、わざと悪い噂を流しました。
石になっていた王子様の魔法が解けて、長い眠りから覚めました。
女王様も国中も喜びました。
その時一緒に王子と石になっていた家来も解放されて、
元の家来に戻りました。
それからというもの、アステパル国はずっと以前のアステパル国の様になって、
旅人達も商人達も、来るようになりました。
吟遊詩人もまた旅から旅へと歌い歩き、人々の心を癒していきます。
勿論アステパル国のことも美しい物語として、人々が聞くことでしょう。
あなたの過去世に女王様だったと感じて、傷ついた心があったとしても、
緑の石があなたを慰めましょう。
忠実に今の仕事をこなす様に、過去世も忠実な家臣だったあなたも、
解放されるブレスレットです。
アーントマサコ作ブレスレットです。一つ1000円です。
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