歩いて1分くらいの場所にあるので願っても無い場所です。
ただ築年数の古い建物で風呂もなく、小さな台所があります。
トイレは部屋の細長い廊下をミシミシと行きます。
その部屋の廊下がなんとなく怖いのです。
ある時は「ムフフ」と男の人の笑い声がしたり、台所でキューっと鳴ったりと、なんだろう?古~いアパートだからかなと思いました。
しかし今夜は異常に笑い声が聞こえたので、明け方早くに目覚めました。それでわかったことは隣の下宿の人だとわかりました。
明け方までテレビを見ているらしく、その笑い声でした。
台所でキューっと言う鳴き声は、配水管の音のようでした。
恐怖は恐怖を呼びます。なんてことないことに、慣れないことなどもあって、恐怖心を膨らませていたのでしょう。
一週間に一度のお泊まりではあっても、楽しい下宿生活を送ろうと思い、良い所を見つけるのです。
廊下が長くて突き当たりの壁はハリーポッターのように突き抜けて異なる世界にいけるかもしれない。