続きを読まれる前に前回の記事を見ていない方、またパート①の内容を忘れた方 （ 私の更新が遅れたばっかりにごめんなさい
） は 『 ありえない形の頭蓋骨！その正体は？パート１
』 をご覧になってからのほうがより話がわかると思いますのでヨロシクっ 
では前回の続きを 
なぜ危険を侵してまで頭蓋変形を行うのか？そしてなぜ頭蓋変形を行った人間が崇拝されたのか
それを解くヒントになるかもしれないのが、古代エジプトの中でも有名なツタンカーメン王です 
ツタンカーメンのお墓はとても珍しいことに、３０００年以上経っているのに、ほとんど盗掘を受けておらず、ツタンカーメンがかぶっていた黄金のマスクをはじめ、数々の副葬品がほぼ完全な形で出土しました 
このマスク日本円で３００兆円の価値があるとかないとか (´Д｀；)
２００５年このツタンカーメンのミイラは初めて王家の谷を離れ、CTスキャンによる調査が行われました！
その結果驚くべきことが・・・・それがコチラ
これはツタンカーメンの頭部のCT写真ですが何か気づきましたか？
そう！後頭部が明らかに長いんですが、前回お話ししたような頭蓋変形の痕跡は一切なく、これがツタンカーメンの本来の頭の形であった可能性が非常に高いことがわかったんです！
さらに
ツタンカーメンの父といわれている古代エジプト第１８代王朝の王アクエンアテンのミイラと頭蓋骨が
もう１つ、
の像は先ほどの古代エジプト第１８代王朝の王アクエンアテンの娘であるメリタテンではないかといわれています！
このメリタテンはつまりツタンカーメンの実の妹にあたるお方です ∑(ﾟДﾟ)
今までこの長い後頭部の像については 『 当時の芸術の様式 』 ということで片付けられていましたが・・・・
ツタンカーメンの父が長頭だったのは周知の事実でしたが、水頭症という病気であったといわれていました！しかしこの病は子孫に遺伝しない病気なのでツタンカーメンやメリタテンには遺伝しない・・・・ということは水頭症説よりも、もともと長頭だったというほうが説明がつくような気がしませんかね～
もしかしたらエジプト、ファラオの一族はみな長頭だったのかもしれませんね！ （ 他のファラオのミイラは普通の頭蓋骨なんですが、どのお墓もひどい盗掘被害にあっていてミイラが本物か偽物かはわかりません・・・本物のファラオのものだと断言できるのはツタンカーメンのミイラくらいではないでしょうか ）
またエジプトの壁画に描かれているには頭の長い神々などもちょくちょく描かれていますよね！
長くなりましたが、結局なぜ頭蓋変形が崇拝されたのか？ということ
それは勘のいい方ならもぉお分かりだと思いますが、もともと変形した頭蓋骨をもった者たちが王、もしくは神などと呼ばれ一般の人間たちから崇拝されていた 
それを真似て世界各地に移住した人々が頭蓋変形を行ったのではないでしょうか？
さらにはこんな想像も・・・・古き時代、世界各地には純正の変形頭蓋骨を持った者が存在し、とても特殊な能力を備えていた → 普通の人間たちはその特殊な力を変形した頭蓋骨が原因だと思った → マネしちゃった (°∀°)b ﾃﾍｯ
完全に妄想してしまいましたが、まぁ絶対間違ってるなんてことは誰もいえませんよね ( 笑
なにかこの変形頭蓋はとても大きな古代史の真実を隠しているような気がしてなりません
不思議度★★★★★
エジプトのファラオたちは異常なくらい近親結婚だったとされていますが、そこまでして自分たちの血が薄まるのを怖れていたのでしょうか 
まったくこの世は謎が多すぎですね
世界で一番恐ろしい闇の世界史