- 前ページ
- 次ページ
地味に淡々と革命戦争を追っていく。
どの瞬間をどの基準で選んで映像化されているのがよくわからない。
既にゲバラが好きな人の自分の中にあるゲバラ像の補強をすることはできても、ゲバラの知識が皆無な人のなかに一つの完成されたゲバラ像の体系を打ち立てるほどのストーリー性はない。これが良いのか悪いのかは別として。
この映画を観た限りだとこの程度の革命家はほかにいるんじゃないかと思ってしまう。
この映画をとおしてゲバラの偉大さを理解しろ!といった押し付けがましさを感じさせないのに好感が持てるけど、あっさりし過ぎているのはそれはそれで不親切な気が。完全に我がままの域だけど。
ゲバラという一人格およびそれに付与されているイメージに対する好奇心が今回の映画によっては充足されなかっただけに、引き続きゲバラにアプローチする必要あり。
ただ、第二部を観にいくかは微妙なところ。
心に余裕をもちつつ懸命に直向きに食らいつく
少しずつだけど前進できてると感じることもあれば、逆にどんどん後退しているんじゃないかと思うこともある。
日々せめぎ合い。
ただただ、がむしゃらに走っていればいい時期は過ぎたのかもしれない。
前向きに、丁寧に、着実に、冷静に、勤勉に、
実戦配備後、随分時間が経った。
一歩前に進めたと思ったら、同時にゴールが二歩遠ざかってる。そんな毎日。
充実感とともに危機感も募っていく。
自分自身が正しいゴールに向かっているという確信とどんなに時間がかかったとしてもそのゴールに到達することができるという自信。どちらかでも欠けたら苦しくなりそうだから、がむしゃらに。
今日は『ザ・マジックアワー』観てきた。大爆笑。とにかく最高。