髪が美しく、そのおかげで頭上が光を放っていることで、
天にいる幸運の女神に見つけてもらいやすく、
見初められやすいもの。
佳川奈未 『「運にいいこと」 だけをやってみよう!』 三笠書房、2010、28頁
昨日は、一大決心をした日でした。
前回、イオンへ母と買い物へ行った時、勢いでイオン内の美容院で髪を切ってから早二ヶ月。
ショートカットの髪はボサボサとなっていて、朝起きると、スーパーサイヤ人のようになっていました。
外出は、診察を含めほぼ帽子を被っていました。
もう襟足も長過ぎるし、限界だ……。
そう思った私は、緊張する心に不安時用の薬「ワイパックス」を飲み、いざ美容院へ出発しました。
今回は、節約しようと駅の近くにある「カット千五百円」の激安店へ!
ちょっと怖かったけど、印刷したホームページにあった無料シャンプー券を入れたバッグを握り締めて、ドアを開けました。
出迎えてくれたのは、しゃがれた声のボブの中年女性。
「お荷物をロッカーへ入れて下さい」
と、テキパキ言われました。
「あの、このなりたいイメージ画像は出して置きたいんですけど」
「はあ……?」
女性は、私の画像を入れたファイルをちらりと見るなり、不思議そうな顔をしていました。
え?もしかして、こういう美容院ってなりたい写真とか持ってくる人いないのか!?
私、場違いかーー!
そう焦りながら、荷物をしまおうとすると、ロッカーは、銭湯みたいな鍵を腕に通すタイプ。
確かに安全だな……。
肝心なカットが始まりました。
予約制じゃないので、担当してくれる美容師さんは運です。
優しそうな茶髪のお姉さんだったので、ちょっと安心してこの画像を見せることができました。
「分かりました~。じゃあ、かなり軽くしますね~」
笑いながらそう言った美容師さんは、少しずつ私の髪を切り始めました。
特に大した会話もない四十分でした。
でも、はさみの音が心地よく、他人と無言でも大丈夫だった自分いるのが嬉しく感じました。
一番の瞬間は最後に訪れました。
ワックスで整えてもらって、「どうですか?」と言われた瞬間。
写真のイメージのように、もじゃっとした感じにはならず、綺麗にブローされたので、久々に髪にツヤが出て光っていました。
髪がスタイリングされてるっていいなぁ……。
大満足した私は店をあとにしました。
外に出ると、空がオレンジ色になっていました。
ちょっと世界が、入る前より色づいたような気さえもしました。
髪が綺麗になると、気持ちがいい。
それでは、今日もブログを読んで下さってありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡