それはそこに辿り着く | PORI BLO

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ここではTAPのこと、普段思うこと、感じたことなどを、徒然なるままに書いてみようとおもいます。

今も昔も、うちのお父さんは春になるとシュノーケルやる時につかうやつみたいなデッカいゴーグルを着けて会社に行きます。

わはは といつも思っていた。


「今、何もつけずに杉林に入ったらどうなるの?」

と聞いたら

「多分死ぬ」

と言っていた、そんな会話から10年程が経った今日、外に出た時に何かおかしいぞ…と思いながらも電車に乗って、しばらく経ってから突如として出たくしゃみが止まらなくなった。

多分17回くらい連続で出て、腹筋と背骨がイキそうになり、隣のお姉さんはもの凄くイヤな顔をするし、ティッシュ持ってないから手のひらに鼻水を溜めるシステムを採用したら、それまた隣のお姉さんに見られて今度は彼女の中でもう僕はそこにはいないことにされた。


なんか悲しい気持ちになったので、
手のひらのそれは、新宿駅のエスカレーターの手すりにそっと置いてきた。


ついに花粉症になっちゃったのだろうか…。


昔、わははと思っていたお父さん、ごめんなさい。


あと新宿駅のエスカレーターもごめんなさい。

トイレも近くになかったし、実を言うと半分はポッケに入れました、あれはああするしかなかったのです。