前回の更新が第一弾ということでその間五ヶ月あまり・・・あいかわらずのほったらかしでスイマセン。

今回は牛乳と和食のコラボレーション第二弾。11月のオープンファームで作った「ミルク鍋」を紹介します。

いまや料理で牛乳が減塩に効果があるのは常識になりつつありますが味噌と野菜の旨みで味わいもお腹も満足の一杯です。


材料


牛乳、味噌、醤油


カブ、ニンジン、ゴボウ、ネギ、白菜、キノコ(お好みでいろいろ)、鶏肉(胸肉がおすすめ)


今回はイベント用に大量に作ったのであえて分量は示しません。具材の配分や味付けを調整しながら作るのも鍋物の醍醐味・・・ですよね?




まずは牛乳を沸かします。鍋の半分の量が妥当。ちなみにコレ3リットルはつかってるでしょうか・・



沸騰し始めたら賽の目に切ったカブ、ニンジンの根菜類を加えます。特にカブは牛乳で煮込むとじゅわー~と美味しい。



ゴボウを笹がきで加えます。水に比べ沸騰した温度の高い牛乳なら根菜類もわりと早くに火が通ります。



ふたをしてしばし煮込んでいる間に隣の鉄板では・・・



シイタケ、シメジ、舞茸をたっぷりバターと醤油で炒めます。



鍋に投入!コレがいいダシになります。

さらに白菜とネギをこれでもかというくらい入れます。牛乳と野菜の水分だけスープができるのです。

あ・・鶏肉を入れるスペースもあけてください。ない場合はボールにいくらか取り分け・・・



スープで味噌を溶いて・・・



再び投入!!白味噌がおすすめですが味見をしながら加えてください。煮詰まると濃くなるので最初は物足りないくらいがちょうどいいです。



鶏肉に火が通れば出来上がり!

オープンファームにご来場の方にも好評でした。今の時季、火にあたりながらの一杯は身体に沁みますね。



絞めはキリタンポで・・うどんも捨てがたいですが・・



最後は味噌が煮詰まっていい感じのリゾットに。これがやりたかった(笑)。


ミルク鍋、実は飛鳥時代からあるのだとか。当時は山羊の乳を使ってたとも。昔から栄養満点の滋養の料理に「乳」はかかせなかったのですね。年の瀬が近づいてきますがおうちでの宴会のみならず忙しいときの食事にもおすすめの一杯、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。