チェスター・ベニングトン、リンキン・パーク | ロンドンつれづれ

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長男がリンキン・パークを好きなので、彼のことは知っていた。

 

41歳。 アルコールやドラッグ問題を抱え、幼少期の虐待についてもオープンに語っていたチェスター・ベニングトンが自死したという。

 

7月6日の英国はバーミンガムのコンサートが彼の最後のコンサートだそうだ。

 

 

 

ファンの中に入って、大変に近い距離でコミュニケーションをとったチェスター。 できるだけ多くのファンと直接に触れ合っている彼がうつっている。優しい人だったんだな。

 

亡くなる数日前のインタビューでUFOを見た、と話していたそうである。

 

アリゾナで見た、というそのUFOは「絶対人間のつくったものじゃない。いまでも思い出すと鳥肌が立つんだ」と話したという。

 

「ぜったい本物だ。あんなに理屈で説明できないものを見たのは、生まれて初めてだ」

 

「きっとあちこちに秘密基地があるんじゃないの!」

 

 

この動画を見る限り、チェスターが自殺をしたくなるような精神状態とは思えない、とファンたちは納得できないようだ。

 

彼の死の数か月前、Mirror紙のインタビューで、チェスターはバンドの最新アルバム、ワン・モア・ライトが彼の「暗い人生」からのターニングポイントになった、と話している。 「このアルバムは僕らにとってとてもパーソナルで治療的なレコードなんです。普通だったら他の人に話さないで、自分一人で何とかしようとするような人生の一部を歌ったものです。 このアルバムを作り始めた時、ちょうど僕はクソみたいな暗い人生から抜け出し始めたところで・・・。 世の中のことも、世間の人たちのことも、どいつもこいつもクソくらえ!みたいな人生だったけど、ぜんぶ自分の内側に隠していたから・・・。」

 

 

 

 

そんな暗い人生から抜け出し始めていたはずのチェスターにいったい何があったのだろうか。

 

真実は、本人しかわからないだろう…。 

 

彼は2度の結婚で、4人の子供がいるそうである。

 

ご冥福をお祈りしたい。

 

 

 

Mirror