カルロス・アコスタとワールド・バレエ・デイ(Royal Ballet) | ロンドンつれづれ

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フィギュアスケートが好きな人は、バレエが好きだという人が多い。

 

私もその一人である。

 

日本に帰国前日、元ロイヤル・バレエのプリンシパルで長年にわたってファンを魅了し続けた、カルロス・アコスタ氏が、ロイヤル・アルバートホールで「クラッシカル・フェアウェル」を踊った。 彼はロイヤル・バレエを引退はしたが、まだ踊り続けていたのである。 そしてこの演技を最後に、彼が「クラッシック」を踊ることはもう見られないのである。

 

良きダンサー、良きフィギュアスケーターが引退してしまうことはショックだが、彼らとて人間だから年齢とともにその技の衰えを感じて、「もうこれまで」とある日決断する日が来るのである。カルロスは、クラッシックを踊るのはもうこれまで、と決めたのである。しかし、40歳を超えても彼の踊りはまだまだだ、とファンは感じてしまうのである。もっと、あと1年でも長く、と。

 

After an unparalleled career as one of the world's leading classical ballet dancers, superstar Carlos Acosta prepares to retire his ballet shoes with a spectacular farewell performance at the Royal Albert Hall.

 

これを最後に「バレエシューズを脱ぐ」ということは、彼はこれからもコンテンポラリーは踊るようである。 そんな彼を見続けることもまたファンのだいご味なのだ。

 

ローマの円形競技場、「コロッセウムの」ような、ロイヤル・アルバートホール。

 

 

 

チケットはあっという間に売れてしまい、私たちはかなり上の方の座席だった。演目は、ドン・キホーテなどから、彼の人気のあったプログラム。

 

 

 

演技がすべて終わり、最後にオールキャストで出てきて、挨拶。左から6番目がカルロス。日本人のダンサー、平野亮一さんも出演。彼は今、ロイヤルバレエでプリンシパルになっています。

 

 

そして、こちらはロイヤルバレエの発表したWorld Ballet Dayというビデオ。10月4日に動画発表してすでに16万件の視聴件数が! さすがロイヤル。 ダーシー・バッセルも出演しています。 4時間もあります。要注意! ロイヤルバレエのレッスンの様子などですから、好きな人は4時間あっても飽きずに見られますよね。