高山病について
挿入画像については、いよいよ2日目、富士山ホテルを午前1時に出発するところからです。
一歩山小屋を出たら、そこは既に大渋滞と化していました。
富士山ホテルを出発しようとしている人達と、下の方の山小屋から登ってきた人達が合わさって、身動きとれないような具合になっています。
この日は、お盆期間中の土曜日ということで、たぶんその年一番の混み具合になっていたんだと思いますね~^^
ふつうなら、ここから山頂までは、ゆっくり行っても2時間ですが、この日は、そう言うわけで午前1時に出発することになった訳でした^^
ツアー客一行のリーダーさんの声が、あちこちで響いています。
「みんないますか~~?」 「出発しますよ~」 「だいじょうぶですか~~?」
さて、それでは本文の方は、高山病について書き出します。
高山病の症状とは、
「頭が痛い」 「吐き気がする」 「手足が冷たい」 「悪寒がする」 等々。
まるで風邪で熱を出したときのような症状ですが、これは、脳細胞が、酸素不足で悲鳴を上げているために起こる症状です。
睡眠不足や日頃の疲れからも発症しますが、普段元気な人でも油断すれば関係なく発症します^^
(実はポップも一度なっちゃいましたーー^^;;)
いったんなっちゃったら、酸素を補給するしか治療法はありません。
(脳細胞に酸素を補給してあげるわけです^^)
しかし、山小屋やスポーツ用品店とかに売っている酸素缶とかでは、ぜんぜんダメで、本当に治療するならば、8合目太子館の脇にある救護所(ボランティアの医療施設です)に行って治療してもらうしか方法はないと思います。
実際には、なかなかそんな訳にもいかないので、高山病になったら、その地点で登山を中止して山小屋に避難するか、下山するか・・・・・・・・・
あるいは我慢して登山を続行するか・・・・・・・・・・???
そんなところです~^^
そう言うわけですから、そもそも高山病にならないように色々と工夫を凝らす必要があるんですね~^^
富士山山頂の空気の気圧密度は、下界の3分の2ぐらいということを聴いたことがあるので、下界での呼吸と同じような調子で呼吸をしていると、たちまち酸素不足に陥ります。
そこで、次回の記事では、富士登山で注意する点を、ポップの独断ではありますが、書いてみたいと思います~~^^