富士登山のルート(4)
4)御殿場口 ルート
最後は、御殿場口ルートです。
富士山の西側から進入することになります。
1合目からえんえん続いていて、最後は長い長~い階段が果てしなく続いています。
一番の健脚コースで、よって、自衛隊の人とか大学のスポーツ部とか、そんな身体を鍛えたいような人とかが登っています。
夏にテレビでやってる「富士登山マラソン」とか「富士登山駅伝」とかは、このコースで行われています。
正直言って、こんなところを駅伝の人達とかは、文字通り走り回ってるんですが、ちょっと信じられないという気持ちにさせられます~~~^^;;
この気持ち、みなさまも一度行ってみられれば分かって頂けると思うのですが・・・・・・
御殿場口ルートでも、帰り道には、いわゆる「砂走り」が何カ所かあります。
須走口ほど大規模ではないのですが、それでも、飛ぶような下山が体験出来ると思いますよ~^^
5)富士宮口→御殿場口→宝永火山噴火口底経由→富士宮口 (複合コース)
最後に、これらの複合コースとして、一部で有名なコースがありますので、それの紹介をば・・・・・・・
まず、富士宮口ルートで山頂まで登ります。
つぎに、帰りは、御殿場口から下山を始めます。
そのまま7合目辺りまで降りてくるのですが、その途中では、砂走りも体験出来ます。
そして、7合目辺りで、よく注意して見ていると、宝永火山噴火口への分岐点がありますので、そこで右折して、いったん丘の上まで登ってから、そのまま噴火口の底まで降りていきます。
それから、その噴火口底を横切って、再び向こう側まで登り切ると、そこで富士宮口ルートと再合流となります。
そこからは、そのまま富士宮口ルートで、駐車場まで下山するという次第です。
この複合ルートは、富士宮口ルートを単純に行き帰りするよりは、おそらく2~3時間ほど余計に時間がかかりますが、御殿場口ルートや、砂走りや、宝永火山噴火口底を体験出来るので、一度はお勧め出来るルートだと思いますよ~^^
ただし一つ欠点と言えば、下山ルートなのに、宝永火山の噴火口底から、一度這い上がらないといけないという点で、ハッキリ言って、ここにきての登りは、結構きついものがありましたが・・・・・・・^^;;