那須の地で、人と人とのつながりを強くする地域通貨に、細く長く取り組んでいます。
名前はイ~ネ。2008年から始まり、毎月定例会を開いています。
定例会といっても、とにかく毎月会おう!と交流しています。
どなたでも自由に参加できますので、ぜひ、のぞいてみてください🎶
11月は、穀菜茶房こと葉で集まりました。
フィリピン人のジョブさんが参加。
国際政治談議となり、生の声が聞け、自分たちの日本のことも良く知る機会となり、まさに国際交流の場で、勉強になりました。
この時の興味深い一コマです。
ホームレス支援雑誌「ビッグイシュー」(以前、非電化工房の藤村先生のコラムの連載があり、オススメです)の特集記事“平和へ。米軍基地のたたみかた”をちょうど読み、そこには、好例として、フィリピンが米軍基地を撤退させたことが書いてあり、今一番フィリピンの人に会いたかったところに、フィリピン人のジョブさんが参加!
※現在基地は撤去されたものの米軍は駐留を続けています。
フィリピンは今の大統領の前は、独裁政治をしていてアメリカとは蜜月でした。その政府に対し、国民側に立ち、粘り強く交渉を続けた強靭な政治家・タフネゴシエーターの存在が大きかったとのこと。
え:「なんでまたフィリピンには、タフネゴシエーターがいるの?日本の政治家にはいないよー。」
ジ:「フィリピンの政治家は、市民の声を聞き、意見を反映させているからです。」
え:「えっ、なんで反映させてくれるの?」
心の声:「そもそも政治家は市民の代表なのだから、フィリピンが正常だよね・・・。」
ジ:「みんな選挙に行くからです。選挙に参加すると法律にも書いてありますから。」
心の声:「あーここでもそりゃそうだと思う。選挙権は民主主義の要の権利。この権利を放棄することが、ようは選挙に行かないことが無責任でおかしなことなんだよね。」
フィリピンは、みんな選挙に行って政治を自分たちに引き寄せて、“いらないものはいらない”と結果、米軍基地は撤退した。
え:「フィリピンの人は、なんで政治に関心があり参加するの?」
ジ:「それは400年に及ぶスペインの植民地の時代があり、民衆はたえず抗い闘ってきました。大きな力、政府に自分たちの意思を示し続けてきました。でも日本は大きな力に従ってしまう、天皇にね。」
え:「あっそうか、少なく見積もっても日本は1800年もの間、天皇のもと、今現在も他国から植民地にされたことがない。戦後の7年はアメリカの植民地にされていたけれど。無意識に従ってしまうってことはあるね。1800年の呪縛か?!社会的な圧力も相当のものだし・・・。」
ジ:「でも、大災害の時(3.11のこと)は素晴らしかった。炊き出しの時は列を作り、食料品は略奪されず、日本人の姿に驚きました。」
え:「確かにこの従順さが、冷静さでもあったのはまちがいないね。」
ジ:「フィリピンでは、大災害が起きたら我先にと奪い合いが始まり、死者も出ます。」
え:「自分の意思をしっかり持つ→政治を自分たちに引き寄せる。でもその反面、身勝手にもなる。かたや日本は無自覚の従順さで政治に対し無責任だけれど、冷静に振舞える。良い悪いは一体で、いかに、良い面を表面にし続けられるかがなんだよね~。」
最後にジョブさんは、選挙に行く前は必ず自分のコミュニティ、仲間と会ってから行くことが大切だと言っていました。一人じゃない、同じ思いの仲間と会い、お互い思いを強くして、良い社会を作っていけれるとのこと。
それには、イ~ネがある!
ジョブさんはじめ、みなさんありがとう。
感動の夜でもありました。
<2016年1月の定例会のご案内>
日 時:1月14日(木)19時~21時
場 所:今日の分室 黒磯caféSHOZO隣
予約不要・参加費無料
問:ttenoki@yahoo.co.jp えのき
名前はイ~ネ。2008年から始まり、毎月定例会を開いています。
定例会といっても、とにかく毎月会おう!と交流しています。
どなたでも自由に参加できますので、ぜひ、のぞいてみてください🎶
11月は、穀菜茶房こと葉で集まりました。
フィリピン人のジョブさんが参加。
国際政治談議となり、生の声が聞け、自分たちの日本のことも良く知る機会となり、まさに国際交流の場で、勉強になりました。
この時の興味深い一コマです。
ホームレス支援雑誌「ビッグイシュー」(以前、非電化工房の藤村先生のコラムの連載があり、オススメです)の特集記事“平和へ。米軍基地のたたみかた”をちょうど読み、そこには、好例として、フィリピンが米軍基地を撤退させたことが書いてあり、今一番フィリピンの人に会いたかったところに、フィリピン人のジョブさんが参加!
※現在基地は撤去されたものの米軍は駐留を続けています。
フィリピンは今の大統領の前は、独裁政治をしていてアメリカとは蜜月でした。その政府に対し、国民側に立ち、粘り強く交渉を続けた強靭な政治家・タフネゴシエーターの存在が大きかったとのこと。
え:「なんでまたフィリピンには、タフネゴシエーターがいるの?日本の政治家にはいないよー。」
ジ:「フィリピンの政治家は、市民の声を聞き、意見を反映させているからです。」
え:「えっ、なんで反映させてくれるの?」
心の声:「そもそも政治家は市民の代表なのだから、フィリピンが正常だよね・・・。」
ジ:「みんな選挙に行くからです。選挙に参加すると法律にも書いてありますから。」
心の声:「あーここでもそりゃそうだと思う。選挙権は民主主義の要の権利。この権利を放棄することが、ようは選挙に行かないことが無責任でおかしなことなんだよね。」
フィリピンは、みんな選挙に行って政治を自分たちに引き寄せて、“いらないものはいらない”と結果、米軍基地は撤退した。
え:「フィリピンの人は、なんで政治に関心があり参加するの?」
ジ:「それは400年に及ぶスペインの植民地の時代があり、民衆はたえず抗い闘ってきました。大きな力、政府に自分たちの意思を示し続けてきました。でも日本は大きな力に従ってしまう、天皇にね。」
え:「あっそうか、少なく見積もっても日本は1800年もの間、天皇のもと、今現在も他国から植民地にされたことがない。戦後の7年はアメリカの植民地にされていたけれど。無意識に従ってしまうってことはあるね。1800年の呪縛か?!社会的な圧力も相当のものだし・・・。」
ジ:「でも、大災害の時(3.11のこと)は素晴らしかった。炊き出しの時は列を作り、食料品は略奪されず、日本人の姿に驚きました。」
え:「確かにこの従順さが、冷静さでもあったのはまちがいないね。」
ジ:「フィリピンでは、大災害が起きたら我先にと奪い合いが始まり、死者も出ます。」
え:「自分の意思をしっかり持つ→政治を自分たちに引き寄せる。でもその反面、身勝手にもなる。かたや日本は無自覚の従順さで政治に対し無責任だけれど、冷静に振舞える。良い悪いは一体で、いかに、良い面を表面にし続けられるかがなんだよね~。」
最後にジョブさんは、選挙に行く前は必ず自分のコミュニティ、仲間と会ってから行くことが大切だと言っていました。一人じゃない、同じ思いの仲間と会い、お互い思いを強くして、良い社会を作っていけれるとのこと。
それには、イ~ネがある!
ジョブさんはじめ、みなさんありがとう。
感動の夜でもありました。
<2016年1月の定例会のご案内>
日 時:1月14日(木)19時~21時
場 所:今日の分室 黒磯caféSHOZO隣
予約不要・参加費無料
問:ttenoki@yahoo.co.jp えのき