昨夜TVで、妊娠のドキュメントをやっていた。


ノンフィクション好き&妊活中の私にしてみたら、



「 いつ観るんだ? 今でしょ!! 」



ということで、夫と一緒に観ました。




登場する妊婦さんが、全て40代だったのが、


自分の状況とリンクして、どのお話も人ごととは思えなかった。




中でも、涙なくして観られなかったのが、



46歳で、初産なさった女性!(スゴイ快挙ですよね)




愛媛にご主人と暮らすその女性は(出産時46歳)、


若い頃からバリバリと一流メーカーで働く、


いわゆる キャリアウーマン だったそう。




仕事に夢中になっている内に40歳を過ぎ、


今のご主人と結婚したのは、42歳。


でも、ご主人を愛する彼女は、


「どうしても、この人の子を産みたい!」


と、43歳から、不妊治療をスタートさせることに。



すると見事、1度目の妊娠に成功し、大喜びだったのだが…


出産まであともう少し、という時に、


「胎児の心拍停止」 という、何とも悲しい事態に。。。



不妊治療は、ただでさえ苦しいというのに、


せっかく授かった大事な大事な赤ちゃんの心拍停止…


彼女は、段々と、追い詰められていったのだそう。



それまでも、何度もご主人の前で、涙を見せ、


その度に、ご主人が、彼女を大きな愛で包み、


2人で不妊治療を乗越えて来たが、


胎児の心拍停止にもがき苦しむ彼女の姿を見たご主人が、


初めて、「もう、疲れた。。」と訴えたのだそう。




「妻が悲しんでるんだから、夫の自分だけでも明るくしなくちゃ!」


と、長い間頑張って来た緊張の糸が、


胎児の死亡というむごい結末により、


プツリ。


と切れてしまったのだろう。





すると、そんな夫の姿を見て、泣いてばかりいた妻が立ち上がる!




「これまで夫に甘えて泣いてばかりだったけど、


これでは2人ともダメになってしまう。


気持ちを切り替え、明るく乗越えなければ!」と、


見事に気持ちを切り替え、


再度の不妊治療にチャレンジすることに。




再度の不妊治療を始めたのは、45歳目


可能性は非常に厳しいといわれる年齢だ。


でも、彼女は決して、諦めなかった。





大阪のクリニックに、愛媛からバスで数時間かけて通院し、


45歳にして、見事 ご懐妊を果たすのである!





しかーし。


過去に「胎児心拍停止」という、残酷な現実を経験した夫婦は、


その時の恐怖が忘れられず、


「無事に生まれるまでは、あまり喜びすぎないようにしよう」


と思ったのだそう。



が、夫婦の心配をよそに、胎児は順調に、すくすくと成長してゆく。





そして、45歳のとき。


とうとう、元気な男児を出産されたのであります!!!





出産時に、妊娠高血圧症を発症し、


急遽、帝王切開というアクシデントがあったものの、


46歳にして、健康な男児を出産されたという事実は、


不妊治療にトライしている人々に、


大きな、とても大きな希望を与えてくれた。



彼女の身体から、赤ちゃんが取り上げられた瞬間は、


我が事のように、喜びが込み上げてきたクラッカー


そして、涙なくしては、観られないほど、


感情が入り込んでしまった汗




「妊娠率は、35歳から低下し、43歳になると、更にガクンと落ちる」


と、不妊治療の世界では、「一般的に」語られている。


確かに、その統計は事実なのだろう。





でも、若くして結婚した人や、不妊じゃない人たちは(そっちの方が大多数)、


40代で子を産もうとは思わない という事実を考えると、


そもそも、40代で妊娠を希望する人数が少ないのだから、


統計の正確さ という点では疑問も残る。




例えば、世の女性皆が、40代で初産を目指したとしたら、


もっと高い確率で、出産まで行けるのでは?


とも思うのだ。





でも、40代で初産を目指す人数が少ないから、


不妊クリニックであっても、「未知なる世界」ということになるのだろう。




それにしても、46歳で初産!


おめでたい! 実におめでたいです!!!





TV画面に手を合わせ、


ちゃっかりと、妊娠菌を頂戴した


ワタシメなのでありました(=⌒▽⌒=)






よしっ!


わたしも、元気出して、頑張るじょーーー!!