この言葉が教会で語られるようになって久しくなります。
初めて語られたのは、1993年頃でした。

日本では○○商法が大きく報道されているときでした。

そのとき、お父様は「所有権を復帰しなさい」と教えてくださいました。
これは今思えば、お父様による見事な指導だったと思います。
でもお父様の真意は、教会には伝わらなかったのではないでしょうか。

なぜ、日本で万物復帰が問題となるのでしょうか。
それは、所有権を復帰せず、所有物のみを復帰していたからだと思います。

所有権復帰とは、乱暴な言い方をすれば、「統一運動のために使ってください」
あるいは「あなたの意志で自由に使ってください」と言わせることです。

もしそのように言わせずに、黙って持ってこれば泥棒です。

教会を隠してメシヤを隠して、救いの心情で先祖のためにと受け取っても、その所有権は教会にはありません。
「返せ!」と言われれば返さなければならないのです。

名義すらないのです。

私は兄弟姉妹によくこのように話します。
アフリカ難民の名前で募金を集めれば、その所有権はアフリカ難民にある。
それを勝手に使えば、お父様とて泥棒になると。

だから、お父様は「所有権を復帰しなさい。」と教えられたと思います。
お父様は以前言われました。「君たちが先生を悪者にしたんだね」と。

お父様は、私達が思っているようなそのような指導は決してされていなかったのだと思います。

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