八重山回想記 最終回(旅の終わりに) | 島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記

八重山回想記 最終回(旅の終わりに)

いよいよ夕方にさしかかり、石垣を発たなければならない時間が迫ってきました。旅の終わりって、どうしていつも淋しくなるんでしょうね・・・。口数も少なくなってしまいます。

空港に到着してからは、これが最後のイベントとばかりに、欲しかったミンサー柄の携帯ストラップを求めて右往左往。思い描いていたものとは随分違うものになってしまいました(本当は、手織りっぽい風合いのみね屋工房 のストラップに惹かれていたんです)が、青ベースのミンサーストラップを無事購入。
minsa-
実は結構気に入って使っています(^-^)。これがあれば八重山に足繁く通える かしら。フフフ。

容赦なくやってくる出発のとき。薄暗くなった石垣空港を飛び立った飛行機は、あっという間に雲の中に吸い込まれていきました。石垣の景色を名残惜しむ暇もなく、気が抜けてしまった私はすぐ眠ってしまいました。

那覇に着く頃には、夜になっていたこともあって、すっかり現実モードに。夕食もカレーライスなんて食べてしまいました。沖縄そばもあったのに、何だかそういう気分だったのでした。


・・・さて。
今回の旅では、初めて八重山の離島に宿泊。これは今振り返ってもワクワクする、新鮮で貴重な体験となりました。お天気は悪かったですが、すさまじい風と寒さのなか自転車でチャリチャリ散策したことも、イマイチ鮮やかになりきれていない海の色も、今となっては良い思い出です。「八重山の冬」が体験できたことを自慢したいくらいです。あ、もう回想記で十分自慢してますね(^-^;)。

今度は太陽の凄まじさを体感しに、また八重山を訪れたいなと思っています。でもその前に宮古かなぁ、本島もまだまだ行ききれていないし・・・迷う。こうやって夢想している時間が何よりも楽しい沖縄病患者の回想記に、今回も長々とお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m。

(完)