宮古島回想記 その十八 | 島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記

宮古島回想記 その十八

<4日目>

宮古で迎える朝も最後になってしまった。
昨日の夕方から天気も下り坂。空は分厚い雲に覆われている。
でも今回の旅は3.5日間も晴れていたのだ。これは奇跡的なこと。感謝せねば。

さて、この日は帰るまでにどうしてもやっておかなければならないことがあった。それは「すむばり」に行くこと。 頭の中は起きたときからタコだらけである。

朝から野菜ジュース以外何も口にせず黙々と出発の準備をし、お腹を空かせた万全の状態で出発。

そしてあっという間に到着。
でも開いてないんじゃない?中に人の気配がない。ドアも開かない。ガイドには10:00~って書いてあるんだけどな。

諦めきれず、お店に電話してみることに。お店の中で呼び出し音が鳴っている。
誰もいないかと思っていたが、意外にもすぐ電話はつながった。

しかし・・・

「店長がまだ来てないので開けられないんですよ~。たぶん12時過ぎになりますね。」

いやいや、12時過ぎですか。残念!
どう考えても飛行機の時間に間に合わないので、泣く泣く断念。昨日の夜、無理矢理にでも入っておけばよかった、、、(いや、サンエーのお惣菜も美味しかったんですけどね)。こうして、「すむばり」も次の旅のお楽しみリストに加わったのであった。

教訓:宮古島ではガイドブックはあてにならない(こともある)

そんなわけで、食事は空港に行ってから取ることに決め(空港の食堂は美味しいのだ。チャンプルー定食など、沖縄のメニューも豊富。)、中途半端にできてしまった空き時間を有効に使おうと頭をひねる。

それならお土産(自分達用)を買ってしまおうと、池間島の入り口にある「あだん 」という民芸品店に行ってみることにした。以前から気になっていたお店。

旅の最後にまた池間大橋を渡れるとは、不幸中の幸い!曇天でもエメラルドグリーンな海を目に焼き付ける。池間大橋に程近いコンドの立地がありがたい。

(↓ちなみに晴れているとこんな感じ)
池間大橋3

あだん 」は、池間大橋を渡ってすぐ右側の、お土産やさんや食堂が集まった場所(八重干瀬ツアーの集合場所だったところ)にある。ちょうどバスツアーのお客さんが到着したところで大層賑わっていた。

小さいお店だけれど品数は豊富で、お値段も空港で買うことに比べたら良心的だ。我々が買ったのは、

◎シーサー(なぜか石垣島米子焼)1ペア
○シーサーの敷物にする福木染めのコースター
◎雪塩(工場が池間大橋の宮古島側のたもとにあり、見学も可能)
○やちむんの湯呑み2つ(セール品)

の計5点。

アダン

これでも我慢した方だ。小さな店にたくさんの商品が所狭しと並べられているので、物欲を抑えるのが大変。

機嫌よく「あだん」を出た我々は、ついでにお隣の海産物店も覗いてみる。こちらも美味しそうなものがたくさんあったが、どうしても買いたかった、

○かつおみそ
◎生もずく
○フレッシュマンゴージュース(その場で飲む用)

のみを購入する。

短時間で効率よく買い物できてしまって何だか嬉しい。
急遽決まった池間行きだったが、とても楽しいひと時を過ごせたのだった。

あとはコンドに帰って、シュノーケルセットのレンタル代金を精算し、スタッフの方に送ってもらうのを待つだけだ。