食工房 NO-RA yokomatsu(宇都宮市)
2011年1月31日、長年人気店として君臨していた「ラ・セゾ ン 」さんが閉店しました。
自ら栽培したお米を使ったりと生産者の顔が見えるこだわりの食材を使った料理は、大評判でした。
お洒落なコンクリート打ちっ放しの店舗も、オープン当時は大きな話題にもなりました。
実は閉店されたこと知ったのはつい最近。
驚き、飲食店業界に詳しいU氏に尋ねてみると、「実家でお店を営んでいるはず」という情報を得ました。
ということで・・・江戸時代末期に作られた自宅を改装した新店舗に末娘と行ってきました。
2011年4月23日にオープン、「食工房 NO-RA yokomatsu」さん。
砂田街道、横川中学校のある交差点を東に。
田園風景が広がる農村地に看板を発見しました。こんな場所に!!と思うようなロケーション。
築百五十年以上のご自宅を改装、広々とした素敵なレストランとして生まれ変わらせていました。
玄関を入ると、農産物の直売コーナーが。
お店に入るとすぐ採りたての野菜を手に取り、買われていく奥様方も。
店内は広々。
テーブル席の他、カウンター席も用意されています。あっ!グランドピアノも。演奏会も行われている様子。
天井は太くて立派な梁が。
クーラーは無く、南北に開かれた窓から自然の風が吹き込んできます。
この日は蒸し暑い日と言うことで、外で常時散水を。これがまた気持ちいい冷気になっています。
ランチは4種類。
まずはサラダが。
ラ・セゾン時代を思い出させる爽快なドレッシングが気持ちいい。
末娘は「ハンバーグ」1100円。和風ORトマトソースから選べ、和風を。
注文してから、ご主人が丁寧にハンバーグをペタペタと整形し焼き上げていきます。
幸せそうにハンバーグをほおばる娘。一口頂きましたが、ふっくらとした上品な旨味。幸せ気分を満喫!!
ご飯はご主人自身が栽培したお米で。想いがこもったお米はさすがに美味しい。
私はラ・セゾン時代でも名物だった「オムライス」890円。
近所の石塚さんが作ったトマトを使ったトマトソースの上に、美しく君臨しています。
卵明舎さんのこだわり卵をたっぷり使ったとろとろ玉子焼きの中には、上品なチキンライスが。
食べた人を笑顔にさせる料理です。末娘とふたり、ニコニコしながら綺麗に頂きました。
食後はドリンクを。
リンゴジュースとアイスコーヒーを頂き、幸せなランチタイムの終了です。
長年思い描いていたシェフの理想型がここに実現したのでしょう。
キッチンから「ありがとうございました!!」というシェフの声が若々しく、それを物語っているようでした。
○「食工房 NO-RA yokomatsu」
住所:宇都宮市下栗町261
電話番号:028-656-0146
定休日:火曜日、夏期休暇(2011年は8/14~16)、田植え及び稲刈り休業
営業時間:11時30分~20時30分(L.O19時30分)
公式HP:http://www.it-service.co.jp/NO-RA.yokomatsu.com/
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=10589