萬堂本舗（宇都宮市）

毎週火曜日と金曜日のみ営業している美味しいパン屋さんがあると。

これは行ってみなくては！！

早速車のナビゲーションに住所を入力して出発しようとしたら・・・、あれ？登録されていない！？

そうか、上河内町は宇都宮に合併し住所が変わってしまったのか。

さて・・・感と度胸で探していこう。

宇都宮市から田原街道を北上し、鬼怒川を渡る「上平橋」の手前に看板を発見！！

お店の名前は「薪焚き石窯パン工房　萬堂本舗（よろずどうほんぽ）」さん。

逆木のバス停のちょうど前。

倉庫？工場？と思われる敷地内に車を進めると、薪がたくさん積まれています。

やった！！ここで正解！！

お店に近づくと優しそうなおじさんがお店から出てきて「いらっしゃいませ、こちらです。」と声を。

初めてお逢いしたのに、以前から知っていたような温かみある方。

「薪焚きの石窯見ますか？」とご主人。

わー見させて貰おう～。

ご主人が４年ほど前に手作りで作られた石窯。

ちょうど焼き上げ中の窯の仲間で見せていただきました。

そして焼き上がったばかりの美味しそうなパンがズラリ。

思わずお腹が鳴ってしまうような芳ばしく美味しそうなパンの香りが・・・食べたい！！

聞くと本職は看板屋さん。

趣味が高じて、火曜日・金曜日の週二回のみパンを焼いて販売を開始したとのこと。

限定１００本のみ。１３時頃焼き上がり、売れきれると終了。

「私はパン作り素人ですから・・・。」と照れくさそうに話されるご主人ですが、

ずっしり重いパンは本格派。

楽しく会話させて貰い自宅へ。

あれ？後ろの席から「ポリポリ」と軽やかな音が・・・。

香ばしい薫りに我慢できなくなったうちの奥さんが、早速「ラスク」を頂いていました。

私が食べる前に全部食べられてしまいました。

５種類のパンで造った「ラスク」は３００円。パン自体のそれぞれの風味を楽しめ美味しかったとのこと。

やられました(ﾉ_-｡)

翌朝食卓にそれぞれのパンが。

「らい麦入り　田舎ぱん」４５０円

小麦粉に中挽きらい麦全粒粉を配合。風味が良く素朴な味わいが最高！！

噛めば噛むほど美味しさが口一杯に広がっていきます。

「チーズぱん」６３０円

生地にチーズが練りこまれた香りが強いパン。

生で食べても、焼いても美味しい～。

「胡桃ぱん」６００円

胡桃のほか、ぶどう、山ぶどう、クランベリーがたっぷり。

現在クッキーなども試作中。

今後この薪石窯からパン以外にも続々美味しいモノが登場する予感。

素敵なご夫妻が作り出す週２回のみのパン屋さん、要注目です。

○「薪焚き石窯パン工房　萬堂本舗（よろずどうほんぽ）」

住所：宇都宮市上小倉町2682-1

電話番号：090-8742-4896

営業日：火曜日・金曜日

営業時間：１３時～１９時

予約を承ります。宅配の場合は、パン料金の他に運賃、手数料がかかります。