栃木県立美術館(宇都宮市) | 栃木を楽しむ!!

栃木県立美術館(宇都宮市)

1972年に公立の近現代美術館の先駆けとして開館した「栃木県立美術館」。

足利銀行本店の近く。ちょっと奥まった場所にあります。
栃木県立美術館


約1年間耐震補強工事などで閉館していましたが、

2008年4月27日にめでたくリニューアルオープンしました。


美術品は語れませんが、

心の隙間に潤いをもたらせてくれるような気がして美術館を巡るのは好き。
栃木県立美術館


リニューアル記念第一弾の企画展として「十二の旅~感性と経験のイギリス美術」展が開かれています。

(2008年4月27日~6月22日まで)

十二人のイギリス人美術家の作品を鑑賞にお邪魔してきました。
栃木県立美術館


絵は四角いキャンパスに描くモノだという固定概念を壊してくれる「アンソニー・グリーン」や「ボイル・ファミリー」の作品は圧巻!!


共に1770年代に生まれた「ジョン・コンスタブル」や「J.M.W.ターナー」が描く19世紀のイギリス風景画は、

まさに妖精が棲む地であったことを感じさせてくれるものでした。


感性の旅にお出かけください。
栃木県立美術館


ちなみに2008年7月13日~9月15日までは、

足利市を拠点として活動している現代美術家「長重之」さんの作品100点を紹介する企画展を行いますよ。
栃木県立美術館


常設展も侮れません。

2008年4月27日~6月29日までは、美術館の草創期と称し1970年代のコレクションが展示。


益子焼を世界に広めた人間国宝「濱田庄司」氏の作品や

宇都宮で活躍した「川上澄生」氏の版画なども展示されていました。


市内のコレクターから寄贈されたマイセン陶磁器を展示するスペースも新設され、

年4回展示品を替えながら紹介されています。

マイセン磁器―時を超える美/田中 学而
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館内はバリアフリー設計に改修され、

車いすの方でもスロープやエレベーターで安全に鑑賞することが出来るようになりました。
栃木県立美術館


ちょうど昼時。

栃木県立美術館内にある「つくし」というカフェで食事を。
栃木県立美術館 栃木県立美術館


日替わり弁当1000円というモノがありましたが、何となく気分は「カレー」850円。

サラダ付きで、ベイリーフが入ったスパイシーなビーフカレー。美味しく頂きました。
栃木県立美術館 栃木県立美術館


美術館の中庭の階段も真っ白に蘇り、黒く塗り替えられたプールとのコントラストが美しかったです。
栃木県立美術館

この栃木県立美術館。映画やドラマのロケ地としても使われています。

最近だと映画「デスノート(前編)」にも登場したのは記憶に新しいですね。


30年近く前、小松左京さん原作のテレビドラマで未来のサミット会場という設定でロケに使われていたのを記憶しているんですが・・・何というタイトルだったか覚えていらっしゃる方いませんか?


○「栃木県立美術館」

住所:宇都宮市桜4-2-7

公式HP:http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/