源三窟
存在は知っていたモノの、いつも前を素通りしていた「源三窟」。
国道400号線沿いの駐車場から続く、長い階段が目に飛び込んできます。
いつもは下から眺めるだけで引き返していましたが、子供連れですので張り切って一気に登り切ることに。
源三窟の入り口は、人が入るのを拒むような重苦しい感じ。
こちらはレジャー施設としての鍾乳洞ではなく、史跡という意味合いが強いからでしょうか。
源義経の忠実な武将「源有綱」がこの洞窟に逃げ延び、再起を期して隠れ住んだ洞窟と言われています。
全長40mと短い鍾乳洞には、各所に人形が置かれその当時の様子を再現しています。
中は狭い洞窟になっており、こんな場所に隠れ住むことが出来たんだろうかと思うような場所。
急な勾配があったり、探求心をくすぐります。
外に出ると甲冑などを展示している資料館が。
洞窟から出てきたという甲冑も展示されていましたよ。
源三窟の入り口付近には、鍾乳石からわき出たアルカリたっぷり含んだ湧水「長生きの水」が。
子供達が先を競って飲んでいましたが・・・長生きに興味がある年齢でもないのに・・・。
○「史跡 源三窟」
住所:那須塩原市塩原1118
電話番号:0287-32-2338
定休日:無休