川蝉(宇都宮市)
土用の丑の日が近づいてきました。
2007年は7月30日、2008年は7月24日と8月5日の2日間。
本来は産卵前の秋口が一番美味しい鰻を食べられるようですが、ビタミンBが多い鰻は夏バテや食欲減退防止に繋がり、夏の季節に鰻を食べるのは理にかなっているようです。
宇都宮市内にも鰻の名店といわれるお店がいくつかありますが、
今回は宇都宮記念病院と清巌寺の間、明日香 宇都宮店 さんの向いにある「川蝉」さんをご紹介。
明日香に何度も足を運んだことがある人も、気がつかない人もいるほどひっそりとお店が建っています。
1階席は4人掛けのテーブル席が1つ、カウンターが6席。
2階には10人と4~5人が入れるお座敷が2つ。
お昼は「うな重 松2625円 竹1995円 梅1575円」「蒲焼き御飯 2310円」「白焼き御飯 2310円」
「刺身御飯 花1995円 月1575円」。
奥さんは「うな重 竹」を注文。
結論から言うと、私抜きでも鰻やさんに行くほどの鰻好きのうちの奥さんが、大感動のうな重!!
「本当に美味しい~」と何度もつぶやきながら、ゆっくり味わいながら食事を進めていきます。
そんなに美味しそうに食べているので、ちょっと頂きました。^^
鰻はふんわり~。
タレは甘すぎずスッキリとした味わい。
これまた絶妙な分量かけられ、下の御飯は一粒一粒ご飯粒が立ってます。
タレをかけすぎて、鰻を食べているのかタレを食べているか判らないようなお店もありますが、
この美味しさが「竹」ならば、「松」はどんなうな重が出てくるのか想像できません!!
ここに「小鉢」「香の物」「お吸い物」が付いてきました。
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私は「白焼き御飯」をお願いしました。
鰻って、「こんなに甘いんだ」とビックリさせられました。
お醤油とわさびを付けて食べると、また味が替わりニンマリ。
御飯はお替わり自由。美味しい白米!!
「香の物」、「肝吸い」も、上質。
フッと店内を見回すと、老舗らしい味わいある店舗に女将さんの細やかな心配りが随所に。
ちょっとした場所に生花が飾られ、
トイレの手ふきには日本手ぬぐいを短く切ってお客さんの手ふきタオル風に置かれていたり・・・。
もちろん帰りには玄関の外まで女将さんがお見送りをしてくれました。
お料理にも満足、女将さんの心配りにも大満足。東京下町の名店に来た気分。
今度は美味しいお酒を飲みながら、川蝉さんのお料理を食べてみたいな~。
○「川蝉」
住所:宇都宮市大通り5-1-19
電話番号:028-625-5483
定休日:日曜日、祝日
営業時間:11時30分~13時30分、17時~22時
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=2856