乳がん | そらのひとりごと



私の乳がんの治療や手術がすべて終わってから
4年半が経とうとしています。
今日は、当時の資料や、抗がん剤治療中に副作用をメモしていたノートを見直してみた。

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↓こちらの用紙は、半年間の抗がん剤治療が全て終わったあと、手術をするための説明を受けた時のものだと思う。
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母をがんで亡くしてから私は、何気なく検診を受けてみようと思った。
そして見つかった胸のしこり。
しこりが見つかってから受けた数々の検査。
痛くてつらいものもあった。
そしてその結果、悪性。
告知をされたあの日。
当時私は30歳。子供たちはまだ4歳と6歳だった。
思い出すだけで、今でも吐き気を催すほどに本当につらかった半年間の抗がん剤治療。
お金もかかるし家族にも迷惑をかけ、精神的にもきつかった。
痛い痛い注射をしたことが忘れられないセンチネルリンパ節生検。
左の胸が全てなくなってしまったあの日。

私はこの4年半で、徐々に忘れていた。
毎日当たり前のように『日常』を過ごせる幸せを。
当たり前のように家族と過ごせる幸せを。
当たり前にご飯を食べて当たり前にトイレに行く。
テレビを見て笑ったり泣いたりする。
今生きているという幸せ。
きりがないほどに毎日は『日常』という名の幸せで溢れていること。



改めて気持ちを切り替えて、毎日を大切に生きていきたいなと思う今日この頃。