今回は、「桃」を持ち帰りたくて。
自分が好きなのはもちろんなのだけれど、日本の夏の雰囲気を少しでも楽しんでもらえたら嬉しいなあって思うトコロもあって。
桃はバンコクで購入するコトも出来るのだけれど、なかなか自分でほいほいと買える金額でもないし、良い機会だから、旬の香りを持ち帰りたいな、と。
でもね。
果物ってそのまま海外に持ち出すことが出来ないものが本当は多いのです。
詳しくは、農林水産省の海外へ野菜や果物を持ち出す際の規則(タイ)にて、持ち出し可能な品目を確認してもらえればよいかと。
そして桃は、輸出検疫さえ受ければタイへの持ち出しが可能な果物です。
てなワケで、輸出検疫へGO+*(/*σωσ)/
成田空港の輸出検疫所には、日本語版はもちろん、タイ語版の案内もありました。
検疫の流れもわかりやすい
大きな流れとしては、
輸出検疫→搭乗手続→出国審査となります。
検疫を受けるべき「物」を検疫所に持っていく必要があるので、荷物を航空会社に預ける搭乗手続き前に行かなくっちゃあならないね。
そして検疫を受ける前に、そもそも持ち出し可能な品目なのかをあらかじめ調べておかないと、検疫をクリア出来なかった場合、その場で廃棄せざるを得なくなっちゃうから、要注意。
繰り返しになるけれど、「海外へ野菜や果物を持ち出す際の規則(タイ)」をよく確認して、不明なコトは問い合わせてね、だそうな。
成田空港の輸出植物検疫カウンターは、第1ターミナル・第2ターミナルともに、到着ロビー階である1階にあるよう。
でも実は、出発ロビーの第1ターミナル3階にもひっそりと検疫所があったりする。
事前に連絡しておけば、こちらでも対応していただけるみたいでありがたい限り。
今回は勝手が分からず、呼び出してしまうような形になってしまって恐縮すぎたのに、すごく丁寧に対応してもらえて、重ね重ねありがたかった…!
まずは、「植物等輸出検査申請書」を記入。
「ウェブサイトからもダウンロードできるので、事前に書いて持ってくるとスムーズです」とのコト。
用紙を記入したら、持ち込みたいものを見せます。
検査済みのものには、ちゃんとスタンプがもらえるよ!ヾ(*´∀`)ノ
その30分後くらいに、輸出検疫を受けましたっていう証明書がもらえます。
証明書を作るのに時間がかかるので、検疫を受ける際には早めに行くべし。本当に。
作成時間の短縮もそうなのだけれど、とにかく「事前に連絡をもらえると対応がスムーズです」とのコトなので、持ち帰る際には早めに問い合わせをするのがベターってカンジかな?
本当はね、みんなこっそりと持ち帰っているのを知っているのです。
今までの経験上、実はあまりチェックされていないのも知っています。
でも、今回は「自分用」だけではなかったから、ちゃんと筋を通しておきたくて。
これで心置きなく、渡すことができます!
…まあでも、こんな面倒なコトをするくらいなら、スーパーとかで買った方が手っ取り早かったんじゃないかっていうね(*ФωФ)