都内にいると、なかなか都心のホテルに宿泊をする機会はありません。でも良いホテルは東京をダーゲットにする場合が多いので、ときには意味もなく宿泊を経験します。


・・・ということで、ストリングスホテルでの宿泊を体験してみました。ストリングスホテルはANAのホテルグループですが、わざわざ違うブランドを志向しているだけあって、ANA東京ホテルとも異なった戦略で構築されているようでした。


ホテルの快適さを計るときに私が重視する一つはルームサービスです。丁度この週末にはルームサービスのワインプロモーションで日常で愛用しているヴーヴクリコイエローラベルが本来は13,000円のところ、10,000円で提供していました。最初は友達が遊びにきていたので、まず一本オーダー。みんなが帰った後、寝酒にしたくってもう一度オーダー。


二度目には同じクルーがやってきて「繰り返しご注文くださってありがとうございます。poochaさまにお気に召していただいてとても嬉しいです。」と対応してくれました。もっと詳しく言えばシャンパン一つでもワゴンで運んできてくれて、お部屋のテーブルがそのまま使える状態なのも快適でした。


それから、クラブフロアの部屋にはインタネット用にLANが提供されているのですが、これが他のANA系ホテルとは違って、セキュリティの縛られず利用できることと、スピードの速さが秀逸でした。我が家はフレッツのFTTHサービスを利用しており、パフォーマンスもマンションタイプでは上位5%以内のハイパフォーマンスを実現しているのですが、それより早い!すごい!その代わりに顧客の側がセキュリティの責任を共有するよう、警告しています。つまり、セキュリティ関連についてはお客さまに責任を問いますよ、っていうコメントがあるわけです。


みなさんそれぞれご意見はあるでしょうが、私はセキュリティの管理は自己責任と考えていますので、セキュリティを重視していない人のために、利用が制限されるよりは、顧客責任を確認して通常のサービスと同じものを提供してもらえる方が嬉しいのでたいへん嬉しかったです。


朝ごはんもルームサービスを依頼しました。アメリカンブレックファスト。スクランブルエッグとトーストです。トーストを美味しくいただくために、トースターが提供されました。ご自分でお好みのトーストを選択してくださいという姿勢です。もちろんまた同じクルーが来て「何度もサービスをご利用いただきありがとうございます。」の会話もあります。


総合点としては80点は挙げられると思いました。ただし、ANAにとってどんな戦略でこのホテルと別のブランドとしていくのかの説明がないので、わざわざ他のANAホテルよりもかなり高い料金で浸かってもらいたいのかをもっと明快に示すべきとも思います。


こうやって意味もなく東京に住みながらも、体験してみようとする私のような人はそう多くはなと思います。でもそういう人のマーケティングって結構今後の成長に重要だと思うんです。もっと活用して欲しいですね。

そして私にいただけたプレゼントはかわいいテディベア。





私をおうちに連れてって。って言ってくれています。


いろいろなホテル、そしてサービス。モノがいらなくなった時代にどんな豊かさを提供するのか、勉強しなくてはならないことが満載です。




こんな体験と通じて、今本当に求められていることってなんだろう。っていっつも考えていたい私です。

頑張ってよね、ストリングス。夜景をご馳走にジャグジー。いい時間になりそうです。今満たされていないことってなあに?

いつもそうした人間の欲求の変化を感じていたい渡しです。