先日させていただいた家族葬
ザ・家族葬といった感じで
本当に暖かくていいお式でした
近親者のみ18名の式
約15年
闘病生活が長かった故人ですが
家族の支えの中
懸命に病と向き合ってこられました
決して弱音を吐かず・・・・
そしていつも家族の笑顔に囲まれていました
それをよくご存知の家族の方々は
近親者のみで笑顔で見送ってあげたいと・・・・・
湯灌や納棺の時から
みんなわいわいがやがやしていたのだとか。
その賑やかさも故人を思っての事。
お花が好きで
ハート形の花祭壇に決められたそうです(女性の方ね。)
通夜にご親族の方が
作成されたDVDを持参されたので
式場で上映会を行いました
ゆっくりみてくださいね・・・と声をかけ
しばらく親族様だけの式場
旅行に行った時の映像などが多く
みんなで笑ったり話したり
親戚の仲の良さも伝わってきました
近親者のみの場合は喪主のあいさつは
省略する事も多いのですが
つれあいのご主人は
お礼の言葉と思い出を
丁寧に書かれた紙をお持ちでした
式の中で頑張って読みたいと
ご高齢の喪主様ではありましたが
立派にあいさつもされました
家族葬なので
時間もゆっくりと使う事ができ
お別れの時も一人一人声をかけたりと
故人さまらしい
ご家族の想いのこもったお式だったと思います
いざという時
家族葬にすべきか
一般の方や近所の方を呼ぶべきなのか
どう見送ってあげたいのか
悲しみに浸っている間もなく
すさまじい勢いで
決められた時間の中で
判断して行かなくてはなりません
そういう事を思えばエンディングノートなどを残してくださっているのは
かなり役立つのではないでしょうか
葬儀がわけのわからぬままに終わってしまった・・・・・となるよりは
みんなの想いを一つにして送ってあげる事ができた
その思いが残れば故人の供養にもつながるでしょうし
そして
遺族様の心も一つの区切りとして
前に進んで行くことができるのではないでしょうか
とはいえ
最後の時を想像して準備しておくなんて
なかなか出来ないものですよね
大切な家族ですからいつまでも元気でいてほしいと願いたいです