失敗なし。誰でも膨らむジェノワーズのコツ。あ、スポンジです、スポンジ。 | パンとお菓子と日常と時々ご飯。

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パン作り、お菓子作り、日常のこと、ご飯について語る粉臭いブログです。

簡単レシピを公開中!ゆっくり寛いでくださいな。

 

どうもどうも、こんにちは。ダイエット宣言をしたぽんたろうです。

 
 
 
 
 
昨日の記事でダイエット宣言をした私ですが、
 
 
早くも。
 
 
私「ダイエットは明日から♡」
 
 
 
 
3日坊主どころか、1日ももちませんでした。
 
 
 
仕方ないんです。
 
こんなものを焼きましたので。
 
ジェノワーズ。
 
 
 
 
私の作るジェノワーズは、そんじょそこらのスイーツチェーン店よりも美味しい。
(自画自賛)
 
 
ふわふわ、しっとりで、誰もが納得のジェノワーズ。
(自信過剰)
 
 
口の中に入れるだけで、ほどけて甘さが広がります。
(これは本当)
 
 
しっかりと膨らんで、ふわっふわ。
(まじで。)
 
 
ジェノワーズなら誰にも負けない・・・!
(自惚れ)
 
 
自分の才能が恐ろしい!
(そろそろ黙ろうか。)
 
 
 
 
 
で、
そんなジェノワーズ。
 
 
呪文じゃないです。
 
アロホモーラじゃありません。
 
アバダケダブラでもありません。
 
 
難しい専門用語でもありません。
 
人類補完計画とか、難しいこと言いません。
 
汎用人型兵器とも言いません。
 
 
 
所謂、スポンジのことです。
 
あ、スポンジって食器洗うようなのじゃないよ?
 
ケーキの中身のことだからね?
 
(そんなことは分かっとるわ。)
 
 
 
 
材料は5つだけのシンプルさ。
 
泡立てて、混ぜるだけのお手軽さ。
 
だけども、これが何より難しい。
 
 
 
泡立て方を間違えれば膨らまず、
 
泡立て過ぎれば萎み、
 
混ぜが少ないと粉が浮き、
 
混ぜすぎると固くなる。
 
(はい、全部やらかしたことがあります。)
 
↑失敗からの成長って大事だよな!(言い訳)
 
 
 
 
そんな、難しいと言われるジェノワーズですが。
 
 
絶対に失敗しないよう、誰でもわかるようにコツを盛り込んでみました。
 
 
このレシピに書いてあることを守って頂ければ、どなたでもお作り頂けるかと。
 
 
 
 
どこで失敗するのかも書いてみましたので、
 
ジェノワーズ作りに挑戦してみたい方、いつも失敗ばかりという方、しっとりふわふわーなスポンジを食べたい方は作ってみてくださいな。
 
 
 
 
《レシピ》ジェノワーズ
 
15cmデコ型(丸型)  1個分
 
《材料》
【生地】
卵   120g(Lサイズ2個)
砂糖  50g
薄力粉  60g
牛乳  20cc
バター   20g
 
(*卵は±5g程度なら大丈夫ですが、なるべく正確に計ってください。少ないと膨らみが悪く、多いと脆い生地に仕上がります。)
 
(*薄力粉のうち、5gをコーンスターチに置き換えると、更にふわふわになります。)
 
(*18cm型なら全ての材料を1.5倍にしてください。
 
えー、つまり、卵180g、砂糖75g、薄力粉90g、牛乳30cc、バター30g。
 
12cm型なら、18cmの半分で。)
 
 
《作り方》
1.牛乳を室温に戻す。薄力粉を3回ふるう。型にクッキングシートを敷くor溶かしバターを塗る。オーブンは180℃に予熱する。
バターを湯煎にかけ、溶かす。そのまま湯せんにかけ続け、保温しておく。
 
クッキングシートの敷き方は→こちらにかいてあります。
 
必ず、薄力粉は3回ふるうこと。
 
お粉をふるうって、思ってるより大切。
 
こんな些細なことが明暗を分けますので。
 
バターを溶かすのはレンチンでもOK。
 
ですが、保温して50℃くらいに保ちたいので、湯せんの方が便利かと。
 
 
 
ジェノワーズは時間との勝負!
 
粉を入れたと同時に、泡が潰れていきますので、手早さが求められます。
 
なので、下準備を全て終わらせてから次に移ってください。
 
 
 
 
2.卵をボウルに割り入れ、ほぐす。砂糖を加え、ハンドミキサーの高速で湯煎にかけながら泡立てる。人肌くらいまで温まったら湯煎から外し、更に泡立てる。
 温めれば温めるほど早く泡立ちますが、泡が弱くなります。
 
逆に冷た過ぎれば、時間がかかり過ぎるし、固い食感のジェノワーズに。
 
指を突っ込んで生温いかなー。くらいで湯せんから外してくださいな。
 
 
 
 
3.羽にこもって、ゆっくり落ち、リボン状に重なって跡が残るくらいまで。ゆっくり"8の字"が書けるまで。爪楊枝が自立するくらいまで。
 
 若干、白っぽくなっていますが、これ↓はまだまだ。
 
ここ↓まで白くなったら一度ハンドミキサーを止めて確認。
 
 
泡立て完了は、
ゆっくり落ちて、リボン状に重なるようになるまで。
 
 
ゆっくりと8の字が書けて、しばらく残り、段々消えるようになるまで。
 
ハンドミキサーの羽根に、薄く膜を張るようになるまで。
あとは、爪楊枝が自立するようになるまで、とも言いますね、はい。
 
 
 
 
4.低速に切り替え、2分くらい泡のキメを整える。牛乳も入れて低速で混ぜる。
しなくて良いようにも思えますが、必ず行ってください。
少し生地が緩む&カサが減りますが、泡が細かく、強くなってるってことなので、大丈夫。
 
 
8の字を書いた時の比較がこちら。
さっき泡立てた時よりも、跡が早く消えます。



この時、泡立てた卵が冷めていることを確認してください。

温かいまま薄力粉を入れると、グルテンが出来やすくなり、固い食感のジェノワーズになります。


えー、
温度が下がりにくい夏場などは、

フルパワーの高速で泡立てるのではなく、5段階中4で泡立てるのがオススメ。

 
 
 
5.ふるった薄力粉をもう一度ふるいながら、4回に分けて加える。その都度、ゴムベラでさっくり混ぜる。ボウルを回しながら底からひっくり返すように。
 
泡が潰れないよう、ふるいながら散らすように薄力粉を加えます。
 
ボウルを回しながら生地の底にゴムベラを入れる→ゴムベラごと生地を持ち上げる→ゴムベラをひっくり返す→ゴムベラで生地を切る。こんな感じでテンポよく。ほいっ、さっ!ほいっ、さっ!っとリズム良く繰り返す。
 
周りについた生地もそぎ落としながら。
粉が完全に見えなくなるまで。
 
しっかり、でも練らないように、混ぜ込む。
 
 
 
そんなに怖がらないで。混ぜない方が失敗するから。
 
もう大丈夫、と思っても意外とお粉がいるから。
 
底をえいやっ!とひっくり返した時にいたりするから。混ぜすぎを恐れちゃあかん!!!
 
混ぜが足りないと、スライスした時にそのまま粉が出てきます。
(これは何度も経験済み)
 
 
むしろ、このくらい↓ツヤが出るまで混ぜてくださいな。
 
 
 
6.バターを入れているボウルに大さじ2くらいの生地を入れ、泡立て器で混ぜる。しっかりと混ぜ合わせて、乳化させる。
 ここは泡を潰さないよりも、しっかりと乳化させることのほうが重要なので、泡立て器でグルグル混ぜてくださいな。
 
 
こんな感じ↓で油が浮かなくなるまで。
 
 
 
 
7.ゴムベラを伝うように、垂らしながら生地に加え、底を返すように混ぜる。
ここからは手早く!でもしっかり。でも練らないように。でもしっかり。
 
バター油を入れた瞬間から泡は死んでいきます。なるべく手早く!
 
こんな感じでツヤツヤ、トロトロに。
カサが減ってますが、これで大丈夫。
きめ細やかな生地に仕上がりますよー。
 
 
 
8.型に流し込む。ボウルに残った生地は、膨らみが悪いので、なるべく端の方に入れる。布巾を敷いた台に落とし、空気抜きする。
空気抜きは大きな気泡を潰す作業です。これで更にきめ細やかな生地に。
 
 
端のほうの生地の色が変わってるのが分かりますでしょうか。
 
ゴムベラで掻き集めた時に、泡が潰れて色が変わってる部分です。
 
入れないと勿体無いけども、膨らみが悪いので端に入れています。
 
 
 
 
8. 180℃のオーブンで10分、170℃で15~18分焼く。綺麗な焼き色が付くくらい。焼き上がったらすぐに20cmくらいの高さから落として、蒸気抜き。(焼き縮み防止)
焼き上がりの目安としては、オーブンの中で膨らみ、一旦萎んで、それ以上萎まなくなったら。
 
とは言っても、
ずっとオーブンを見ているなんて出来ませんので、全体に綺麗な焼き色が付くまでを目安に。
 
 
で、
蒸気抜きをしないと、目に見えるくらい縮みます。
 
焼き上がりはドーム状に膨らんでて、ジェノワーズっぽく見えませんが、
 
この後、冷ます時に平らになりますんで、ご安心を。
 
心配するのは私の体重だけで。(←これはもうアウトです)
 
 
 
 
9.熱いうちに型から外し、クッキングシートも剥がす。網に逆さに乗せ、上から固く絞った濡れ布巾を掛けて冷ます。
型からの余熱で、どんどんパサパサになっていきます。
 
すぐに外して、裏返して冷ましてくださいな。
 
裏返すのは、膨らみを抑えて、平らにする為。
 
 
 
そのまま置いておくと、水分が抜けてパサパサに。
中の水分を均一にする為、水分が抜けないようにする為、必ず濡れ布巾を掛けて粗熱をとってくださいまし。
 
あ、びしょびしょの布巾はNGですから。(んなもん、わかるわ。)
 



10.粗熱が取れたら、ラップで包んだり、網ごと袋で覆ったりしてそのまま一晩以上休ませる。
 
一晩でも、半日でも。安定させる為。
 
すぐにスライスしようとしても、うまく出来ません。
 
また、その状態でデコレーションすると、めっちゃ後悔します。
 
 
何でって、今回がそうだったから。
 
強行突破でデコレーションしたら、切った時に崩れるわ、崩れるわ。
 
もうね、崩壊寸前とかじゃない。
 
倒壊していましたね。
 
 
 
完成!!!
 
 
 
 
 
と、
ここまででジェノワーズは完成ですが、
ジェノワーズと言えば、ケーキ。
 
 
ケーキと言えば、スライス。
 
 
 
スライスと言えば。
 
不器用には難しい。
 
 
 
 
ええ、ええ。
 
いつも四苦八苦ですよ。
 
 
いや、
道具を使えばさ、綺麗にスライス出来るよ?(たぶん)
 
 
でもさー、スライスの為だけにルーラー買うのもなぁ。
 
 
無駄な買い物は多いけどさ、そんなに必要性を感じないというか。
 
 
私にとって、そこまでの価値がないというか。
 
だってさ、ジェノワーズ切るときぐらいしか、使わないじゃん。
 
デコレーションケーキなんてそんなに作らんし。
 
(なお、ケーキ回転台は買った模様。)←言ってることが支離滅裂。
 
 
 
 
ま、まあ。
 
買い物なんてそんなもんでしょ。
 
 
はい、私にとってはその場で欲しいか、欲しいけど我慢出来るレベルか、どちらかで決めています。
 
ええ、衝動買いは割と多いです。
 
 
でもね、
 
食材は半額しか買わないからっ!(なんのアピール)
 
 
 
 
話が逸れましたが、
 
道具がなくても、上手にスライス出来る方法をご紹介したく。
 
ガッタガタにならない方法を。
 
 
 
ガッタガタから、少し歪んでるくらいに、早変わり!
(それでも歪む、不器用さ。)
 
 
 
 
で、
絶対に失敗しない!
 
とか言っておきながら、下の画像だと、凹んでる部分があります。
 
 
それね、
 
ぶつけました。
 
バカですか?アホですか?死ぬんですか?
 
 
 
ええ、
そんな私ですが、切り方講座くらいは出来ますんで、
 
是非、試してみてくださいな。
 
 
 
 
レシピ》道具がなくても出来る、ジェノワーズのスライス方法
 
 
1.切りたい厚さの高さに、グルっと一周、包丁などで跡をつける。
今回は3枚にスライスしようと思ったので、大体1cmくらいの厚さです。
 
 
 
 
2.その線の上に、6本くらい放射線科に爪楊枝を刺す。
えー、
包丁を入れた時に、斜めにならないようにする為です。
 
 
 
 
3.パン切り包丁などを爪楊枝の上から入れる。包丁の側面に爪楊枝が当たるようにしながら、スライスする。
なるべく、パン切り包丁などの波刃包丁が好ましいですが、
 
なければ、普通の包丁でも。
 
 
 
で、
 
クズが凄いことになってますが、これは私が休ませずに切っただけですので。
 
ええ、
今すぐ使いたくて、我慢できなかった結果です。




4.もう一枚、同じようにスライスする。
1番上の焼き色の部分は、平らになるように削り落とす。
 
削り落とすって。
 
ま、要は平らになればOKってことですので。
 
 
 
 
 
 
 
完成!






ちなみに、冷凍保存も出来ます。
 
 
スライスして、一枚ずつラップで包んで、冷凍庫へ。
 
解凍するときは、室温に出して自然解凍。
 
 
1時間くらいで解凍出来ます。
(※真冬以外)
 
 
 
大体、1ヶ月を目安に使い切ってくださいな。
 
(それ以上も保存出来るけど、冷凍焼けっていうか、冷凍庫の味がするようになります。)
 
 
 
 



かなり細かくレシピを書きましたが、
 
やはりジェノワーズに関しては、
 
慣れが1番。
 
(このレシピの意味とは。)
 
 
 
 
 
 
それでも、ね。
 
これさえ読めば、どこで失敗したのかわかるでしょ?
 
 
で、
大抵の失敗は経験済みですので、詳しくも書けますし。
 
 
 
前にもさ、ジェノワーズのレシピって書いたことあったんだけど。
 
 
見てびっくり。
 
 
 
泡立てが足りてないじゃん。
 
うん。なんで、それでレシピを書こうと思ったのか、自分でもわかんない。
 
 
 
 
で、
そんなこんなで、その辺りのを読み返してたらさー、
 
全部下手くそ。
 
 
 
うんうん。
 
これぞ、黒歴史だわ。
 
 
何でそんなにドヤ顔でレシピ書いてるのか、わかんない。
 
 
 
しかも、文体も全然違うし。
 
今よりはもうちょっとだけ真面目に書いてるかな。
 
 
ちょっとだけ、ね。
 
(このふざけ癖は昔から)
 
 
 
 
って言っても、1年経ってないんだよ?
 
どうした、私。
 
何があった、私。
 
 
 
 
 
 
うん、
そんなのさ、原因は一つなんだけど、ね。
 
認めたくないっていうか。
 
くすぐったいっていうか。
 
 
 
 
いや、そうじゃないと思いたい。
 
 
 
 
 
ええ、恐らく、ぷーすけの影響でしょう。
 
自分のブログを読んでいると、なんだかぷーすけと話している気分になります。
 
 
 
口調とかは全然違うんだけどさ、
 
言葉の使い方、言い回しがそっくり。
 
 
 
ってことは、喋ってるときもそっくりってこと?
 
 
えー、
嫌だなー。
 
(嫌なのかよ。)
 
 
 
 
なんていうかさー、
 
うちのぷーすけさー、
 
ほんと、良く口が回るんだ。
 
 
回りすぎてて、怖いくらい回ってるんだ。
 
 
 
私、あんなに口が回る人、他に見たことない。
 
 
マシンガンなんてもんじゃないよね。
 
たぶんね、ほっときゃ、3ヶ月くらい喋り続けるんじゃないかな。
(あ、うるさいとかは無いんで、ご安心を。)
 
 
それも、あの手、この手であっちこっちから話題を引っ張り出してくるからさ、
 
切り上げるにも、切り上げられない。
 
 
 
 
 
いや、だからこそ、会話してて楽しいんだろうけど。
 
やっぱ、共通の知り合いはみんなそう言うし。
 
 
「あの人は異常。」って。
 
(異常って。)
 
 
 
ええ、
そんなのと毎日一緒に居たら、こんなになるんですよ。
 
 
こんな風にくどいブログを書くようになるんですよ。
 
 
 
 
あー、話してるときも似てるのかなー。
 
嫌だなー。(まだ言うか)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お話をジェノワーズに。
 
 
 
 
今回、作ったジェノワーズは、こんな姿に!
 
 
いちごのショートケーキ。
 
 
このショートケーキも語れば長ーく、長~くなります。
 
 
 
で、
 
 
ショートケーキについてはまた明日、語ろうかな、と。
 
 
語って、語って、語り尽くしますので。
 
 
 
 



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