ガーリックバターチキン【柔らか鶏胸肉】と、スプラッター | パンとお菓子と日常と時々ご飯。

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簡単レシピを公開中!ゆっくり寛いでくださいな。


どうもどうも、こんにちは。荷物を片付け切れる気がしないぽんたろうです。




あの、皆さんって引越しってどうやったんですか……。

いつまで経っても荷物が片付かないんですけど。



ダンボールを何個詰めても終わりが見えない。

特に……





推定700冊の本が。
(漫画・小説・その他諸々)


これでも選別したんです。

300冊くらいは捨てたんです。


目から塩水(涙)を流しながら捨てたんです。


あれはダメ、これもダメ。

これは…捨てられないよぉぉ!!
とか言いながら。


うおーん、うわぁーん、うあうおん。(中原中也のサーカス風)って泣きながらさよならしたんです。




雨ニモマケズ、風ニモマケズ

(中略)

サウイウモノニ、ワタシハナリタイ

(訳:何を捨てても動じない、鋼のような心が欲しい)









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ガーリックバターチキン。鶏胸肉で。

ガリバタチキンとも言いますね、はい。



ええ、いつも通り胸肉で。

なんてったって、胸肉マイスターだからね。




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胸肉なしじゃ生きられないの…。

彼だけなのよ、私のこと(財布事情)をわかってくれるのは。

私も彼のこと(調理方法)をちゃんと理解しているわ。

お互いを理解し合えるのは二人だけ。

でもね、彼は忙しいみたいで、毎日は会って(食卓に並んで)くれないのよ。

私としては毎日会いたい(食べたい)んだけどね。

赤く、見切りのしるし(値引きシール)が貼られて、寂しそうにしていたらちゃんと私が連れて帰ってあげるし。

ちゃんと愛情(片栗粉)で包んであげるのよ。

優しく温めてあげるの。(余熱調理)


でもね、時々彼は私のことを裏切るのよ。

別の女の元(食卓)へ行ってしまう…。


そんな時は……

つい怒りをぶつけてしまって、切りつけて(削ぎ切り)、刺して(フォークで滅多刺し)しまう時もあるけど、(財布に)優しくされると何事もなかったかのように忘れてしまうの。

女の嫉妬って醜いわよね。

でもね、これだけはわかって欲しいの。


私は……

胸肉を愛して、愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛………あははっ!
(怖いわ)





胸肉のどこが1番好きかって?

そりゃあお値段(即答)


女は愛嬌、男は経済力!っていう名言、もとい迷言がございましてね。



男(胸肉)は経済力!!

そこに見た目(味)、性格(栄養)が加わるわけで。



もうね、パーフェクト!!!!

今すぐ、胸肉と結婚したい。



で、上の怖~い、恐ろし~い、昼ドラ的展開の文章の中に、胸肉を柔らかくしっとりと調理する方法が練りこまれています。


頑張って読解してね。(嫌だわ)









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とろーん!


ガーリックとバターの組み合わせが外れるわけないよ。

で、胸肉はしっとり柔らか。

全く硬くもないし、パサパサもしてない。

これが私と胸肉の愛の結晶!!!



味付け自体は甘辛風。

醤油+みりん。私が多用するやつ。



だけだと思わせておいて、

レモン汁!

こってりガーリックバターにレモン汁とか…。

後味さっぱりでいくらでも食べれるやつじゃんか!!!



 そうです。その通りです。



今回、600~700g程度の胸肉を使用しましたが、

弟のぱっちが殆ど食べる。

と言う、不測の事態が発生いたしましてね。



私としましては、絶対に余るから次の日のご飯を回そうと考えていたんですがね。

ええ、綺麗さっぱりなくなりましたね。

ぱっち一人で600gくらい食べちゃいましたね。

最近、ぱっちが更に(横に)デカくなった気がしてるんですが、私の勘違いですかね。




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で、このピーマンですが、色が欲しいなぁ…と思って八百屋に行ったらなんと!

1袋50円で売ってたんです。


そりゃあ、即買いしますよね。この時期に50円ですよ、奥さん。

買わない手はないですよね。

なので、ピーマンはあってもなくても。

他のお野菜でも。

じゃがいもなんかでも合うかも。



ガリバタチキン+レモン汁っていう万能!!だから、何でも合うと思います、はい。




特に胸肉を漬け込んだりする時間もないんで、簡単に作れます。

なので、50円でピーマンが手に入った人、ガーリックが食べたい人、バターを舐めるくらい好きな人、おかずに迷ってる人、金欠で路頭に迷いそうな人、私から胸肉を奪い取ろうって魂胆の人は作ってみてくださいな。






《レシピ》ガーリックバターチキン

3~4人分


《材料》
鶏胸肉(もも肉)  2枚(600~700gくらい)
ピーマン  4個
にんにく  3片
サラダ油  適量

【下味】
酒  大さじ1.5
サラダ油  小さじ1
片栗粉  大さじ1
塩・胡椒  適量

【調味料】
A.醤油  大さじ2
A.みりん  大さじ2
A.酒  大さじ半分
A.レモン汁  大さじ半分
バター  15g(大さじ1強)


《作り方》
1.鶏胸肉は縦半分に切って1口大の削ぎ切りにし、フォークで滅多刺しにする。ピーマンを縦半分に切って種を取り、1.5cmくらいの角切りに。にんにくは皮を剥いて芽を爪楊枝でほじくり出し、薄くスライス。
【調味料】のAを合わせておく。

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(*鶏胸肉は繊維に向かって垂直に、繊維を断ち切るように削ぎ切り&フォークで滅多刺しで柔らかくなります。)
(*もも肉なら、脂肪だけで取って一口大に切ってください。)

(*にんにくの芽はそのままだと苦味が出るので…。芽をほじくり出す時は、半分に切ってから爪楊枝で押してあげるとポロっと簡単に取れます。)



2.削ぎ切り&フォークで滅多刺しにした鶏胸肉をボウルに入れ、【下味】の材料入れて手で揉むこむ。特に時間を置く必要はありません。

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(*油増し&片栗粉&酒で柔らかくしっとりになります。これ、胸肉の基本な。)←何様



3.フライパンにサラダ油を入れ、強めの中火で熱する。にんにくを入れて、香りが出るまで炒める。焦げると苦味が出るので、きつね色になったらにんにくだけ出して置く。

(*最初からバターを使っても片栗粉が油を吸っちゃうんで、最初はサラダ油で。)
(*にんにくは取り出さないでも、なんとかなる。実際私は取り出さないし。面倒だし。でも若干苦味は出ちゃうんで、気になる人は出しておいて。)



4.鶏胸肉をフライパンに並べる。火は強めの中火のままで。いい感じの焼き色がついたら、ひっくり返し、ピーマンを適当に散らす。

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(*胸肉のコツ②  火を通し過ぎない。火が通ったのか、通ってないのか…。余熱で火が入る…。くらいが一番美味しく頂くコツ。なので、強めの中火でサッと炒める。)
(*ピーマンはサクッと火が通るんで、このタイミングで。)



5.胸肉の裏面にもいい感じに焼き色がついたら、合わせて置いたAと取り出しておいたにんにくを加える。全体にを混ぜて良く絡ませる。更にバターを加えて溶かしながら絡め、全体に絡んだらお皿に盛り付ける。

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(*バターは香りを飛ばさないように、最後にサッと!バターってお高いからさ。ケチりながら!)









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完成!!!







鶏胸肉は、

削ぎ切り&滅多刺しで繊維を断ち切り、

油+酒で水分補給し、

片栗粉でコーティングし、

余熱調理や、サッと炒めることで火を通し過ぎない。



これがパサパサにならないコツ。

こうするだけで美味しい胸肉の完成ですよ。


研究に研究を重ねた結果デス。











と、冒頭で本の話が出たのでもう一つ。

私とぷーすけの馴れ初めでも。

本と関係なくね??って思うかもしれませんが、これが大ありなんです。


あ、大丈夫。そんなに甘~い話じゃないから。

惚気じゃないから。むしろ、血生臭い話だから。(どういう状況??)


あ、スプラッター&とっっても血生臭い話だからお気をつけください。

取り敢えず、ぜっっったいに食事中には読まないほうがいい内容。




馴れ初めというか、私がぷーすけを初めて意識した時のお話ですね、はい。



元々、ぷーすけのことを話の合う人だと思ってた私。

そこに特別な思いだったり、踏み超えた思いだったり、ましてや恋愛感情なんてなく、友情すら感じていなかったんです。
(10才離れてるし、上司だったし、2人で会ったこともなかったし。)



でもな、ある時、

「ぽんたろうって本好きなの?どういう系読むの?」

と聞かれ、

「好きですねぇ。割となんでも読みますけど…推理小説が特に好きですよ。」

と答えるとなんと!ぷーすけもミステリが好きらしいじゃないですか。


その後は大盛り上がりで、自分で考えたトリックについて話し合ったり、クローズドサークルについて語り合ったり。

(クローズドサークルってあれな。嵐の山荘、吹雪の雪山。閉じ込められてる&電話も繋がらないって状況での殺人な。コナンとか金田一な。真実はいつも一つ!な。じっちゃんの名にかけて!な。)



うん、最初は密室のトリックだとか、アリバイのトリックだとか、電車のトリックだったりとかさ、普通に話してたんだけど…


だんだん話が逸れ、

青酸カリだのヒ素だの毒殺の話になり、

首がどうだの扼殺、絞殺の話になり、

鈍器がどうだの頭がどうだの撲殺の話になり、

刃物がどうだの腹がどうだの刺殺の話になり……。

だんだん穏やかな話じゃなくなった頃。


私の胸には一つ、小さな灯火が生まれかけていました。


そんなことは露知らずのぷーすけと、そんなことに気づきもしない私は更に盛り上がり、

あくまで小説内、フィクションでのお話だった筈が、だんだん現実味を帯びてくる。



で、"口論の末、揉み合いになり、突き飛ばしたら運悪くタンスに頭をぶつけ、動かなくなってしまった"時の対処法の話になりまして。

ええ、そんなもの正解は"救急と警察へ通報"。




でーすーがー、

私たちが話し合ってるのはミステリ。


どうやって捜査の目を潜り抜けるか。

今の時代、警察はかなり優秀です。事件が発覚すれば逃げ切れる確率は低いでしょう。

もちろん、発覚した時の対処法も必要ですが、まずは捜査をさせないようにするのが1番。


つまり、死体を隠してしまうのが1番だ。という事になりまして。





ええ、後はわかりますよね。

どうやって対処するのか。

どうやって隠すのか。


切り刻むだの、焼くだの、溶かすだの、砕くだの、流すだの、埋めるだの、捨てるだの……

更には、音が出るだの、匂いが出るだの、液体が出るだの、掘り起こされるだの……



ええ、そりゃあもう…
血生臭い。

食事中に聞こえてきたなら、間違いなく箸を止めるであろう会話のオンパレードですよ。


ああじゃねぇ、こうじゃねぇ、アレの方が、コレの方が…(←内容はスプラッター)

2時間近く語り合いましたね。



話し合ったあと、清々しい笑顔でお互いを讃えあってる中、私は思いました。

こいつ、出来るな。と。
(一応歳上になんて言い草)



と、同時に胸のときめきが…



長時間のエグいお話で惚れたぽんたろうでした。






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普通はこんなエグい話で惚れたりしないんですよ。

お前はバカなのか。


ええ、はい。その辺はわかってます、ごめんなさい。