男鹿和雄展 -兵庫県立美術館- | ぽんこからのエアメール

ぽんこからのエアメール

愛媛から出てきてはや○年!
京阪神を中心に、日々の出来事をつづっていたら2011年春に
〝花のお江戸〟にお引越し。
しかーし!2012年3月にふたたび阪神間に舞い戻ってまいりました。
Ponkoの目を通した日常を、どうぞお楽しみくださいませ☆

いちど行ってみたかったラブラブ


「男鹿和雄展 トトロの森を描いた人。」


ぽんこからのエアメール-男鹿和雄展

すでに様々なTVアニメで背景を担当していた男鹿さんは

ジブリの『となりのトトロ』から参加した。


特に樹木や緑の風景画に定評があるという。


水彩とは思えないほど、美しい風景画が並ぶ。


澄み切った青空に、雪をかぶった小屋が眩しい、

キンと冷たい空気に包まれた朝だということがわかる画。


夕日、夕焼け雲が美しい画が多い。


『おもひでぽろぽろ』で舞台になった、秋田の村を描いた地図が。

「紅花畑」とか「母屋」とか「紅花の洗い場」、

果ては「夜ドライブした道」とか・・・アニメーションといえど

緻密な舞台設定がなされていたのだと

あらためて驚かされる。


ぽんこからのエアメール-男鹿和雄展2


背景画を見たら、どの場面に使われていたか

すぐに分かっちゃうPonko。えらいね音譜


手前にある、水の上に建つ家が好き。

『千と千尋の神隠し』で、千尋が銭婆(ぜにーば)のもとへゆく

電車の中から、一瞬みえる風景。シュールで好き恋の矢


また、真ん中にあるおもたい霧に覆われた山々。

これは『もののけ姫』の冒頭部分。

秋田の白神山地がモデルといわれていますね。


あと『魔女の宅急便』のキキちゃんの実家も。

本当は、家の壁にツタを這わせると、家が傷んじゃうからダメって

いいますけどね。つい憧れてしまいますラブラブ


最後に、「3びきのくま」展が。

なんじゃそりゃはてなマークと思ってたんだけど

思いがけずおもしろくってGOODぐぅ~。

この童話の作家が、あの『戦争と平和』を書いた

トルストイだというのでびっくり。


この展覧会はね~・・・お友達や家族、カップルでどうぞ(笑)